2017年も新生活シーズンが到来。新しい生活に合わせ、PCの購入を検討している方も多いのではないだろうか。そんな方にお勧めしたいのが、ユニットコムが運営する老舗PCショップ「パソコン工房」だ。今回は同店のラインナップの中から、一台でひと通りの作業が行える便利なオールインワン型でありながら、税込10万円以下で購入できる17型ノートPC「STYLE-17FH052-i7-FES」を紹介したい。

17型のオールインワンノートPC「STYLE-17FH052-i7-FES」

リビングに合うヘアライン風デザインのシルバーボディ

「STYLE-17FH052-i7-FES」は、Windows 10がインストールされた「STYLE∞N(スタイル インフィニティ)シリーズ」のノートPCだ。17型という大きめの液晶ディスプレイにフルHD(1,920×1,080ドット)の解像度を備え、細かい作業でも快適に行えそうだ。金属のヘアライン風デザインが施された天板は、高級感を演出しており、白や木目が基調の家庭においても調和しやすい。重量は約3.01kgとそれなりの重さはあるが、もともと頻繁な持ち運びを行うサイズではないので、大きな問題とはならないだろう。背面はシンプルなブラックで、バッテリーは着脱式となっている。

シルバーの配色が行われた明るい印象の天板は、白を基調としたリビングにもよく合う

底面はブラックで統一。4つのゴム足がしっかりと本体を支える。本体前側にはステレオスピーカーも確認できる

バッテリー容量は4200mAHで、駆動時間は公称で約2.9時間。ACアダプタはおよそW12.5×H4.9×D2.9cmほどのサイズで、17型という本体と比べると小さめな印象だ。家庭内で持ち運ぶ分には苦労することはないだろう。

上から、ACケーブル、ACアダプタ、バッテリー。バッテリー駆動時間はそれほど長くないが、本機は基本的に据え置きで使用するモデルだろう

Skylake世代ながらもハイスペックなCPU

CPUには、Skylakeの4コア8スレッドモデル「Intel Core i7-6700HQ」を採用している。一世代前のモデルとなるが、CPUコアの処理能力だけで見るならばKabylakeとSkylakeには大きな差がないため、価格が下がるならお買い得ともいえる。動作クロックは定格2.6GHz、ターボ・ブースト機能利用時最大3.5GHzを実現しており、2017年度もハイクラスとして使い続けられそうだ。

CPU-Zで確認したIntel Core i7-6700HQ。4コア8スレッド動作が可能で、ターボ・ブースト機能利用時にはクロックが最大3.5GHzまで上昇する

GPUは、CPU内蔵グラフィックス機能の「HD Graphics 530」だ。Kabylakeでは4K/60P出力や新しいコーデックへの対応などが行われているが、3D処理能力だけならGPUもほとんど差がない。最新の機能を利用するのでなければ、Skylakeの内蔵グラフィックスでも、ほとんど同じ性能を発揮できるだろう。

GPU-Zで確認したSkylake世代の内蔵グラフィックス「Intel HD Graphics 530」。3D処理能力面ではKabylakeとほぼ同等だ

光学ドライブやカードリーダーを標準で搭載

17型というサイズを活かした豊富なインタフェースが、本機のウリのひとつといえるだろう。本体左側面には、電源コネクタ、VGA、ギガビットLAN、USB 3.0×2、HDMIを搭載。大画面テレビや液晶ディスプレイなどに接続して、マルチディスプレイ環境を利用することができる。本体右側面には、DVDスーパーマルチドライブ、USB 3.0、USB 2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備。別途光学ドライブを用意せずとも、CDやDVDの読み書きが可能な点がうれしい。さらに本体前面右側にはSD/MMC/MSカードリーダーを搭載。デジカメやスマートフォンで使用しているSDカードなどをすぐに読み取れる。

本体左側面の様子。電源コネクタ、VGA、ギガビットLAN、USB 3.0×2、HDMIを搭載

本体右側面には、DVDスーパーマルチドライブ、USB 3.0、USB 2.0、ヘッドフォン出力、マイク入力を装備

本体右側面にDVDスーパーマルチドライブを内蔵しているため、光学メディアの読み取りや書き込みもすぐに行える

本体前面右側には、SD/MMC/MSカードリーダーを内蔵。スマホやデジカメで撮影した写真もすぐにPCにコピー可能

液晶ディスプレイ上部にはWebカメラを搭載し、ビデオチャットにもすぐに対応が可能。無線ネットワークにはIEEE802.11 ac/a/b/g/nに対応した無線LANとBluetooth 4.2を内蔵している。