やっぱりプロの仕事はきれいで丁寧

さて、マウスコンピューターから「LM-iG440BN-SH2-MYN」が届いた。これは筆者が組み立て対決で組んだものではなく、ちゃんと飯山工場のプロが組み立てたものだ。実際に内部を見ると実に美しい。配線のまとめ方も参考になり「これが正解なのか」と答え合わせをしている気分だ。

まずは外観からチェック。LM-iG440BN-SH2はシンプルなケースを採用。ゲーミングモデルでは凝った意匠の製品もあるが、それとも違う良さがある

フロントのインタフェース。2基のUSB 2.0ポートとマイク入力、ヘッドホン出力

標準では光学ドライブは非搭載。もし使う機会が多いようであればオプションから選択するといいだろう。DVDスーパーマルチドライブで2,800円から追加可能だ

フロントの下部には吸気用のスリット

続いて背面

マザーボードの背面インタフェース。映像出力端子はグラフィックスカードのものを使用するため、マザーボードの端子は使用できなくなっている

グラフィックスカードのインタフェース。基本的に画面出力はこちらを利用する

特にケーブルマネジメントが圧巻だ。いろいろなケーブルを結束バンドでまとめるのはもちろん。ちょっと長いケーブルや余った部分もくるっと丸めてきれいに固定している。これは一回ちゃんと見てみないとそういう発想が出にくい。

それでは中身をチェック

一目みてわかる美しさ

こちらは筆者の組み立てた内部。比べてみると違いが分かる

くるっとまとめたケーブルその1。CPUクーラー

同じく筆者のもの。ケーブルがそのままになっている

くるっとまとめたケーブルその2。24ピンATXコネクタ

くるっとまとめたケーブルその3。6ピンPCIeコネクタ

くるっとまとめたケーブルその4。ケースファン

同じく筆者のもの。特にケーブルの処理の違いは一目瞭然

組み立て対決のときはこまかいミスはともかく、配線自体は「結構うまくいった」と思っていたのだが、製品を見ると雲泥の差だ。「このままではお客様の下に出せない」といわれたのも当然だ。

組み立て対決時に筆者が指摘されたメモリ部分や4ピン電源コネクタも当たり前だがちゃんとしている

しっかりとしたエアフローが確保できそうだ。また、もしゲームを熱心にプレイするようになって、大型のグラフィックスカードに変えるといった場合にもスペースの心配はいらなそうだ