ツクモさん、わがままな営業Nくんの要望をかなえてください

こうして編集Cさんは、ツクモを運営する株式会社Project Whiteを訪れる。訪問先は、もちろんG-GEAR開発責任者でもあるM氏のもとだ。最新ゲームが遊べるPCが欲しい、PCゲーム初心者に向けたG-GEARは、果たして10万円で実現されるのだろうか。

Cさん:いつもお世話になっております、M氏。実は1つ相談がありまして。10万円以下で、人気ゲームをフルHDで快適に遊べるPCをご用意できませんか? ……あ、ケースが小さいともっとうれしいです。

M氏:Cさん、こんにちは。出会い頭にすごい相談を受けた気がするのですが、気のせいですか?

Cさん:気のせいです(にっこり)。ツクモさんならできると思ってますから、いつも通りのご相談ですよ。10万円以下という価格は、すごくインパクトあると思うんですよね。特に初心者さんには絶大ですよ。

M氏:(今日は攻めてくるな……)確かに、10万円は1つの壁ですからね。実現するためには、価格を抑える必要がありますので、CPUはIntelの「Core i5」にしたいと思います。

Cさん:Core i5はゲーム用途に対してコスパがいいですもんね。重要になってくるのがグラフィックスカードですが、いまはAMD、NVIDIAともにミドルレンジの製品が豊富ですよね。グラフィックスメモリの容量違いなど種類がありすぎて、初心者にとって選ぶのが難しそうです。Mさんのおススメはどの製品ですか?

M氏:コスパ派におススメしたいのがAMD Radeon RX 480です。ドライバが変わってから安定度が増しましたし、実は今、隠れた注目製品です。

Cさん:それは面白いチョイスですね。8GBのグラフィックスメモリを搭載しているので、多少MODを入れても快適に動作しそうですね。あ、それからストレージは、SSDをお願いしたいところですね! やっぱり最新ゲームを遊ぶなら読み込みを早くするためにSSDが欲しいですし。

M氏:本気ですか!? ……ぐぬぬ、わかりました、では持ち帰って検討してみましょう。その代わり、アピールよろしくお願いしますね!

マイナビニュースに届いた「G-GEAR GI7J-B81T/MN1」

それから1週間。マイナビニュース編集部にツクモから1台のゲーミングPCが到着した。商品名には、「G-GEAR GI7J-B81T/MN1」と記載されている。そう、CさんがM氏にお願いした10万円以下のコンパクトゲーミングPCだ。

M氏から届いた「G-GEAR GI7J-B81T/MN1」。G-GEAR miniをベースとしている

Cさん:Nくん、君が要望していた10万円以下のゲーミングPCがツクモさんから届いたよ。

Nくん:本当ですか! ここからボクのゲームライフが始まるんですね! でも10万円以下って本当に大丈夫なんですか?

ツクモから到着した「G-GEAR GI7J-B81T/MN1」のスペックを確認しよう。CPUには、Intel"Skylake"世代の「Core i5-6500」を搭載しており、定格動作クロックは3.2GHz。ターボ・ブースト機能利用時には最大3.6GHzまで上昇する。Core i7のようにハイパースレッディング(HT)は搭載していないため、4コア4スレッド動作となるが、HTを活用できるゲームは少ないため、ゲーム用途としては問題なく性能を発揮することが可能だ。メモリはDDR4-2400とちょっと高めのクロックで動作し、容量も8GB×2枚、計16GBと十分だ。

CPU-Zにて確認した「Intel Core i5-6500」。ゲーム用としてコストパフォーマンスに優れたCPUだ

メモリにはDDR4-2400が搭載されており、8GB×2枚、計16GBと余裕のある容量を実現

グラフィックスカードには、AMDの最新モデル、Polaris世代の「Radeon RX480 8GB」を搭載している。グラフィックスメモリはしっかりと8GBを搭載した製品だ。発売当初は若干高値に感じられたRadeon RX480も徐々に価格が下がり、コスパで選ぶならねらい目の製品となってきている。

GPU-Zで確認した「AMD Radeon RX480」。DirectX 12世代のゲームに強く、8GBのメモリも魅力

外排気型クーラーを搭載した「AMD Radeon RX480 8GB」。出力端子は、DisplayPort×3、HDMI×1

「AMD Radeon RX480 8GB」の背面を見ると、カード自体はそれほど長くないことがわかる

ストレージには、240GBのSSDを採用。実際に搭載されていた製品は「SanDisk Ultra II」となる。SLCブロックを利用してTLC NANDの速度と寿命を向上させる、独自のキャッシュ技術「nCache 2.0」を採用しており、ほかのSSDと比べてもアクセス速度は高速だ。実際にベンチマークを行ったので、詳しくは数値を確認してほしい。

CrystalDiskMark 5.1.2にて確認した、240GB SSDのアクセス速度

Cさん:うおお、M氏がやってくれた。「無茶なお願いしちゃったな」と思ったけど、これOS込みなのに10万円以内で買えちゃって本当にいいのかな?

Nくん:ゲーミングPCだと大きくでごついイメージがありましたけど、これはコンパクトでかっこいいじゃないですか! もうちょっと詳しく見せてもらってもいいですか?

「G-GEAR mini マイナビニュースプレゼンツ 10万円ゲームモデル」の購入はこちらから