人気タイトルを快適に楽しめる充実のグラフィックス性能

お待ちかねのベンチマークテストだが、まずWindows 7のWindowsエクスペリエンス インデックスを実行してみたところ、全スコアが7を超える非常に良好な結果を得られた。グラフィックス性能はもちろん、プロセッサ、ストレージのスコアも高く、ゲームに限らずほとんどの用途で性能に不満を感じることはないと考えられる。

Windowsエクスペリエンス インデックスは、全スコア7以上のバランスいい性能

GeForce GTX 770Mを搭載した、G-GEAR note「N1580J」シリーズのスコアには届かないものの、3DMarkの結果もノートPCとしては非常に高い水準だ。ほとんどのゲームでは、解像度と描画品質の2要素でグラフィックスの設定を変更可能だが、デフォルトの描画品質であれば、解像度をフルHDにしても、まったく不満のないスムーズなプレイを楽しめる性能を有しているといえるだろう。また、国内で人気のいくつかのタイトルで、解像度と描画設定を変更しながらスコアの変化を確認してみたが、フルHDかつ描画品質を上げた場合も、多くのタイトルではプレイに支障が出るほど極端に描画がもたつくことはないと考えられる。

3DMark Vantage Performanceプリセット
3Dmarks P15358
GPU SCORE 13900
CPU SCORE 22411

3DMark Vantage Performanceプリセット

3DMark Vantage GPU SCORE
1280×720 19739
1920×1080 9498
3DMark 11 Performanceプリセット
3DMark Score P4317
Graphics Score 4140
Physics Score 7169
Combined Score 3386

3DMark 11 Performanceプリセット

3DMark 11 Extremeプリセット
3DMark Score X1330
Graphics Score 1200
Physics Score 7754
Combined Score 1386
BIOHAZARD 5 ベンチマーク ベンチマークテストB(DirectX 10)
1280×720 120.3fps
1920×1080 100.5fps
BIOHAZARD 6 ベンチマーク
1280×720 7972
1920×1080 4698
ロストプラネット 2 ベンチマーク テストタイプB(DirectX 11)
1280×720 65.1fps
1920×1080 45.9fps
モンスターハンター フロンティア オンライン ベンチマーク 大討伐
1280×720 11973
1920×1080 6179
ファンタシースターオンライン2 キャラクタークリエイト体験版
1280×720【描画設定3】 4114
1920×1080【描画設定3】 ※5395
1280×720【描画設定5】 2981
1920×1080【描画設定5】 ※3122
※ファンタシースターオンライン2はフルスクリーン表示時にGPUの性能をより効率良く引き出す傾向にあるため、ウインドウ表示の1280×720とフルスクリーン表示の1920×1080でスコアが逆転している。


ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編
1280×720【高品質(ノートPC)】 9970
1920×1080【高品質(ノートPC)】 5482
1280×720【最高品質】 7786
1920×1080【最高品質】 4242

ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編、1280×720【高品質(ノートPC)】

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト
1280×720【標準品質】 7689
1920×1080【標準品質】 5014
1280×720【最高品質】 7346
1920×1080【最高品質】 4504

ドラゴンクエストX ベンチマークソフト、1280×720【標準品質】

CINEBENCH R11.5
OpenGL 57.79fps
CPU 6.71pts

また、CrystalDiskMarkでSanDisk X110 128GBのスピードも測ってみたが、読み込みだけでなく書き込みの速度も速く、ゲームに限らず、PC使用時のレスポンスを全般的に高めてくれる。プラス1万円の投資としては期待以上のリターンが得られるといえるだろう。

CrystalDiskMark 3.0.2
シーケンシャルリード 521.8MB/s
シーケンシャルライト 309.3MB/s
ランダムリード 512K 319.3MB/s
ランダムライト 512K 299.3MB/s
ランダムリード 4K (QD=1) 36.16MB/s
ランダムライト 4K (QD=1) 111.0MB/s
ランダムリード 4K (QD=32) 271.1MB/s
ランダムライト 4K (QD=32) 200.4MB/s

『従来のG-GEAR note「N1580J」シリーズに追加される普及型機種』といってしまうと、スペック面ではそれほどの期待はできないのではないか、と勘違いするユーザーもいるかもしれないが、ここまで見て来た通り、今回のG-GEAR note「 N1560J」シリーズは価格以上の十分な性能を発揮しており、コストパフォーマンスの非常に優れたゲーミングノートということができる。予算と設置スペースに限りのあるゲーマーも、高い満足度を得ることができるだろう。

(マイナビニュース広告企画)