ハイエンドSSDの中では“一択”ともいえる製品

レビュワー K.I.さん
現在SSDを使っているか 使っている

まずは唐突ですが、下記のテスト結果をみてください。

Sequential Read 544.432 MB/s
Sequential Write 525.141 MB/s
Random Read 512KB 491.438 MB/s
Random Write 512KB 499.488 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) 40.905 MB/s [9986.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) 131.290 MB/s [32053.3 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) 403.030 MB/s [98396.0 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) 351.122 MB/s [85723.3 IOPS]

Test : 1000 MB [M: 22.9% (54.5/238.3 GB)] (x5) Date : 2012/11/23 17:29:28 OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

上記の数値が物語っているようにかなり性能が高く、ハイエンドSSDはSamsung SSD 840 PRO一択といえそうです。特に512KBのランダムリードの性能が高いと感じました。また「SATA 6Gbpsの理論データ転送速度は600MB/秒だが、プロトコルオーバーヘッドを考慮すると550MB/秒前後が限界」というアナウンスから考えると、今回のテスト結果はほぼその“限界”まで到達しています。シーケンシャルリードは前の世代のSSDでも限界近い数値は出ていましたが、Samsung SSD 840 PROは、シーケンシャルライトおよびランダムアクセスでも限界近くのスコアをたたき出しています。このパフォーマンスを引き出したSamsungのチャレンジはすばらしいと思います。

内蔵ベイの横に取り付けられたSamsung SSD 840 PRO

今回、このSSDをテストするにあたって、SATA3.0の拡張ポート、マザーボード、CPUなどを組み合わせSATA3対応と非対応のPCを用意いたしました。結果、SATA2.0でも十分に速くなるけれども、このSSDの性能は生かし切れないということがわかりました。私のようにSATA3拡張ポートを用意するか、SATA3.0に対応したマザーボードを手に入れるのが無難でしょう。それにしても、SATA3.0が標準化されてからまだそれほど経っていないのに、すでに“性能の限界”まできたのは、本当に技術の進化とは恐ろしいものです。

ちなみに消費電力も計測してみました。メーカーの公表値よりも低い数値となりました。他社製品と異なり、キャッシュにDDR2を用いていることが貢献しているのかもしれません。

動作時 0.069W
待機時 0.054W(DIPM On)、 0.349W(DIPM Off)

気になったのは付属ソフトが日本語対応ではなかったこと。データ移行はユーザーにストレスのかかる作業なので、これをスムーズに行えるソフトが同梱されていればさらによいと思いました。あとは数カ月、数年と使用してみて、耐久性がどのくらいあるのか、体感してみたいと思います。

また、PCゲームで使用した感想は以下のとおりです。使用したゲームは「バトルフィールド3」。まずランチャー起動は明らかに速くなっています。マップ読み込みについてもHDDに比べると5~10秒速くなった印象です。そのため性能的には満足しています。

ただし、異なるメーカーのSSDとの相性が悪いのか、RAIDを組んだところ遅く感じました。同じ840 PROで組み合わせていないので何ともいえないのですが……。

また、私のマシンはゲームを起動すると極端に熱くなります。現在は、写真のようにマザーボードの裏側に取り付けているのですが、この状況だともろにマザーボードの熱がSSDに影響します。早急にPCケースフロント部分などに移したいと考えています。

(マイナビニュース広告企画)

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