CPU&グラフィックスとも期待以上のパフォーマンス

トータルパフォーマンスのチェックとして、PCMark Vantageと3DMark Vantageを走らせてみた。PCMarkのスコアは19881、3DMarkに関してはP38813という結果が出た。想像はしていたが、かなりのハイスペックであることはこれを見ても分かる。もう少し分かりやすいところでの比較もしてみようということで、CrystalMark2004R3も実行した。総合で351057とこちらも納得の数字が出た。CPU関連やメモリ周りなどの細かい結果も合わせてご紹介しておくので参考にしていただきたい。

CPU単体のテストとして「スーパーπ」も実行してみた。比較としてもっとも使われる104万桁の数値は驚くことに11秒を記録した。さすがサーバ用CPUとして歴史を刻んできただけのことはあって、素晴らしい結果だ。もっとも負荷の高い3355万桁に至っても9分53秒で完走。もちろん、テスト実行時にマシンが不調になることもなく、非常に安定していた。これなら、あらゆる演算処理を行わせても、そうそうへこたれることはないはずだ。※1.6万桁、3.2万桁は1秒以下で終わってしまうので未計測となる。

また、ワークステーションのベンチマークとして分かりやすいCINEBENCH R10(64bit)と、PassMark8.0の結果も掲載しておく。3Dコンテンツ制作の実力を測るのにちょうどよいと思われるので併せてご参考にしていただけると幸いだ。

最後に、ゲーミングマシンとしてこのマシンを使う人はそれほど多くないと思われるが、一応ゲームの描画能力も見てみようということでFINAL FANTASY XIVベンチ キャラクター編も試してみた。標準画質、高品質、最高品質のいずれも好結果となったので、3Dゲームの高い描画能力も実証された形だ。

安定した実力を発揮する仕事マシン

eX.computerのワークステーションモデル「WA9J-C51/XE」の実力についてご紹介してきたがいかがだったろう? シングルCPUのワークステーションとして高い能力を持っていることがおわかりいただけたはずだ。SSD以外はベースモデルに近い構成だったので、業務に合わせてBTOしたい部分も明確になったと思う。

実はテスト機は仕様上、本来は静音性の高いZALMAN製のヒートパイプ式CPUクーラーが付くのだが、今回は都合上リテールファンが搭載されていた。あくまでも評価用のマシンなので、これは仕方の無いことだが、それでもベンチマーク中に多少の稼働音は聞こえてくるのはもちろんだが、それを騒音と感じることは無かった。静音性の高さは、仕事効率に影響するので、どうせ購入するのであれば静かなマシンにこしたことはないはずだ。その点、このマシンはよくできているという印象だった。

「WA9J-C51/XE」の標準構成価格が59万9,980円、東芝製のSSD_256GB(CSSD-S6T256NHG5Q)を選択するとプラス3,150円となるので、テスト機と同じ構成だと60万3,130円だ。現在、CPU単体で30万円前後となっているので、この価格はある意味お手頃だといえる。プロ用ワークステーションとしてトップレベルのパフォーマンスがこの価格で手に入るとすれば、コストパフォーマンスとしては抜群だ。

あらゆる用途で先端をいく結果を出してくれる「WA9J-C51/XE」。使える仕事マシンを探しているユーザーは、ぜひ候補にいれていただきたい製品だ。

(マイナビニュース広告企画)

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