キーボード面は左右の端が盛り上がり立体的。暗闇ではキーボードライトが発光する。タッチパッドをそのものを押し込むことで左右クリックとなる

続いて使い勝手についてチェックしてみよう。ヒューマンインタフェースでVAIO Duo 11と大きく異なるのがポインティングデバイス。VAIO Duo 11ではスティックポインタだったが、VAIO Duo 13ではタッチパッドに変更された。このタッチパッドは天地の幅が狭く、操作しやすいとは言い難いが、指やペンでのタッチ操作と併用すれば、ポインティング作業に手間取ることはないだろう。また、キーボードはピッチ約19mmと、VAIO Duo 11の約18mmよりも若干広くなった。ストロークは約1mmで、満足な打鍵感を得られるというレベルではない。だが、このキーボードの下に大型のバッテリが搭載され、ロングライフバッテリが実現されていると思えば納得できる。


精度が向上したペンタブレット機能

VAIO Duo 13では、補助的な位置づけであるタッチパッドよりも、ペンや指での操作がメインとなるだろう。特にペン操作はVAIO Duo 11に比べ進化がうかがえる。ポインティングの精度やレスポンスが向上し、書き味はより滑らかになったように感じられた。紙に書くような感覚に近づいたといえる。打ち合わせや会議中にサッとメモを取る、図版や写真を表示し、手書きで指示を入れ相手にわたすといった用途で便利だろう。慣れれば本格的なイラストの作成も行えるだろう。

ペンの精度や書き味が向上し、複雑なイラストの作成も行えるだろう

目立たないが、デジタイザペンが長くなり、持ちやすくなったことも書き味向上に寄与している

手書きメモソフト「Note Anytime for VAIO」。手書きで文字を書いたり、手書き認識でテキストを入力したりできる。画像や図版に書き込むことも可能

このように、モビリティ性能が大幅にアップし、使い勝手も向上したVAIO Duo 13は、VAIO Duo 11の兄貴分と考えるよりも“別物”と思ったほうが当てはまるかもしれない。優れたモビリティ性能とタッチ操作の快適性を求めるのなら、注目の1台だ。

(マイナビニュース広告企画)

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