筆圧感知で手描きイラストも作成可能

VAIO Duo 11の「Duo」は、タブレットとノートPCの2つのモードで使えることを表しているが、見方によっては3つのモードで利用できるともいえる。その3つめが“ペンタブレット”だ。同機は本格的な手書きソリューションが搭載され、付属のデジタイザースタイラスで文字入力、イラストの作成が行える。ペン入力は筆圧感知に対応し、線の強弱を表現することが可能。さらにペンで操作する場合は、指での操作は不能になる。手のひらをディスプレイに載せ、ペンで文字やイラストを描くことが可能になるのだ。スマートフォンやタブレット端末は、指での操作がメインで本格的なペン入力が難しい場合がある。だが、VAIO Duo 11は指でカジュアルにアプリ操作をしたり、ペン入力で精緻なイラストを描いたりといったことが可能なのだ。

付属のデジタイザースタイラス。右クリックボタン、消しゴムボタンが搭載されている。店頭販売モデルにはノイズキャンセラーヘッドホンも付属する。ソニーストアiconではBTOメニューでオーダー可能

ちなみに、ペン入力が役立ちそうなアプリケーションは「Windows 8手書き入力」「OneNote」「PowerPoint」「Active Clip」など。後日VAIOアップデートで、手書きを交えたプレゼンテーションを可能にする「Slide show add-in」や、iPadで人気となっているアプリのVAIO版「Note Anytime for VAIO」などが提供される予定だ。

キーボード搭載でも可搬性に優れるスリムボディ

搭載されるキーボードはピッチ18mm、ストローク1.2mm。ポインティングデバイスはスティック型となる。なお店頭販売モデルはキーボードライトを標準搭載、ソニーストアではBTOメニューで選べる

ハードウェアをチェックしてみよう。CPUには超低電圧版のCore i5-3317U(1.70GHz、最大2.60GHz)を採用。メモリはオンボード2GB+2GBメモリモジュールの計4GBとという構成で、ストレージは128GBのSSDとなる。ちなみにこれは店頭販売モデルの仕様で、64ビットOSであることを考えるとメモリ容量が若干少ないと思うかもしれない。また、ストレージも128GBでは心許ないという方いらっしゃるだろう。その場合は、ソニーストアのVAIOオーナーメードモデルをチェックしてもらいたい。OSをWindows 8 Proにアップデートすればメモリは最大8GBまで選択でき、SSDも256GBが用意されている。CPUもCore i7-3667U(2GHz、最大3.20GHz)をチョイス可能だ。

注目したいのはキーボード搭載ながらわずか17.85mmのスリムボディを実現したこと。重量も約1.305kgに抑えられており可搬性は高い。さらに、バッテリ駆動時間は付属パックで約7時間、オプションのバッテリパックを利用すれば約14時間(ともにJEITA測定法)までアップできる。タブレットとノートPC両方の使い勝手を持ち、モビリティ性能も高いVAIO Duo 11は、登場したばかりのWindows 8マシンの中でも明らかに注目モデルだ。

17.85mmのスリムボディ。左サイドにD-Sub15ピン、メモリカードスロット、オーディオ出力を搭載。右サイドにはUSB3.0×2、HDMI、電源ボタンを備える

(マイナビニュース広告企画)

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