それではまず「G-GEAR PSO2 推奨認定モデル」の基本性能を確認してみよう。Windows 7のエクスペリエンス インデックスは基本スコア「5.9」。サブスコアのほとんどは「7.7~7.8」で、HDDが足を引っ張っている格好だ。性能が低いわけではないのだが、やはりHDDの限界が見えてしまっている。基本スコアの向上を狙うならSSDの導入を検討したいところだ。

  

エクスペリエンス インデックスの基本スコアはHDDの5.9。CPUやメモリ、グラフィックスは7.7~7.8という高スコアだ

「PSO2キャラクタークリエイト体験版」で性能を検証!

ではお待ちかね「PSO2キャラクタークリエイト体験版」を利用した動作検証に入ろう。「PSO2キャラクタークリエイト体験版」は、キャラクターメイキングを体験できるだけでなく、本編での動作を想定したベンチマーク機能も備えている。このソフトで作成したキャラクターはベンチマーク映像に登場させることができるほか、設定を保存しておけばβテストや正式サービスのキャラクター作成画面においてデザインデータを読み込んで使用することができる。『PSO2』の世界観を体験できるので、ぜひ一度試してみてほしい。

     

キャラクター作成とベンチマークが行える「PSO2キャラクタークリエイト体験版」。公式Webページなどからダウンロードできる

「PSO2キャラクタークリエイト体験版」を利用して作成したキャラクターは、ベンチマーク映像やゲーム本編で利用できる

「PSO2キャラクタークリエイト体験版」のベンチマークは、標準搭載の「Geforce GTX 560」のほか、グラフィックボードを「GeForce GTX 580」にカスタマイズした結果も計測している。環境としては1,920×1,080ドット、1,280×720ドットの解像度、設定画面での簡易描画設定の「3」および「5」にて行った。結果としてはどちらも「快適に動作すると思われる」スコアに達している。しかしスコア差は歴然としており、特に高解像度環境での差が激しい。実際のゲーム中のより混雑したシーンでの動作と、お財布の中身を比較して悩んでみてほしい。

「PSO2キャラクタークリエイト体験版」動作検証

                
GTX560 1,280×720設定3:25564
設定5:15032
1,920×1,080設定3:8995
設定5:5623
GT580 1,280×720 設定3:52681
設定5:31457
1,920×1,080 設定3:28120
設定5:17049

各種ベンチマークソフトでの検証結果と消費電力

続いて、そのほかの3Dベンチマークソフトの結果も確認してみよう。Futuremarkの定番ベンチマーク「3DMark11」、そして国産ゲームの定番ベンチマークとして「ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク」と「MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】」にて検証した。「PSO2キャラクタークリエイト体験版」と同様、高設定でのスコア差が目立っている。高解像度/高付加設定での快適なゲームプレイを狙うなら、グラフィックボードのはカスタマイズは検討に値しそうだ。ただし、消費電力についてはアイドル時で20W、3DMark11動作時のピーク電力では100Wの差が出ている。カスタマイズで選べる最新のGeForce GTX 680では、GTX 580と比較して性能をアップさせつつ消費電力は抑え目という傾向が出ているので、ハイスペックを狙うならGTX680も候補となるだろう。

3DMark 11(Performance設定、1,280×720ドット)

GTX560 P4265
GTX580 P6779

ファイナルファンタジーXIV オフィシャルベンチマーク(ミコッテ)

                                           
GTX560Low:6263
high:3832
GTX580Low:6978
high:5981

MHF ベンチマーク 第3弾 【大討伐】

                                           
GTX56015991(1,280×720)
8406(1,920×1,080)
GTX58025853(1,280×720)
13696(1,920×1,080)

消費電力(アイドル時~ピーク時)

GTX560 53~237W
GTX580 76~338W

すぐに便利に使えるプリインストールソフト

そのほか、G-GEARにはすぐに役に立つ最小限のソフトがプリインストールされている。中でもウィルス/マルウェア等対策ソフトの定番「マカフィーインターネットセキュリティ」はゲーマーにも重要なソフトだろう。昨今は、ソフトに仕込まれたマルウェアなどによってゲームアカウントがハッキングされ、ゲーム内で使用する仮想通貨やアイテムなどが盗まれたりする事件が多発している。また最悪の場合、オンライン決済システムを使用されたりと被害が拡大することも考えられる。「マカフィー・インターネットセキュリティ」は、そういったネット上の危険からオンラインゲーマーを守ってくれる、心強い盾となってくれるはずだ。

  

オンラインゲーマーをハッキング等の被害から守る「マカフィー・インターネットセキュリティ」(90日期間限定版)をプリインストール。注文時にBTOで、15ヶ月製品版、36ヶ月製品版を特別価格で購入することができる

快適動作はもちろんさまざまな特典が魅了

ここまで確認した通り、「G-GEAR PSO2 推奨認定モデル」は標準構成でも『PSO2』を動作させられるものだ。その上、各種特典も付属するとなると、『PSO2』をプレイする予定のユーザーにとっては第一候補となること間違いないだろう。ただし、よりきれいな画面でプレイしたい、ほかのゲームもプレイしたい、よりストレスなくゲームを遊びたいとなると、BTOカスタマイズを行いたい部分も見えてくる。予算、スペック、将来性、消費電力……悩みどころは山ほどあるが、基本スペックが充実している点は確定しているので、最後はフィーリングで選ぶのも「アリ」だろう。『PSO』の衝撃から10年。G-GEARの推奨モデルでもう一度、「はじめまして」から冒険をはじめてみよう。

 
試用機詳細スペック
型番 G-GEAR 『ファンタシースターオンライン2』推奨認定モデル
CPU Core i7-3770(定格3.40GHz、最大3.90GHz)
チップセット インテル H77 Express
メモリ PC3-12800 DDR3 8GB (4GBx2)
グラフィック NVIDIA GeForce GTX 560(1,024MB)
ハードディスク WD10EZRX 1TB(SATA 6Gbps対応)
光ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(DVD±R 2層書込み対応)
電源ユニット Topower製 550W (定格500W)、80PLUS BRONZE対応
ゲームパッド Microsoft Wireless Controller for Windows(『PSO2』ロゴ・ゲーム特典入り)
購入特典 『PSO2』推奨PC購入特典 ゲーム内アイテム入手チケット (突起物含まず)
OS Windows 7 Professional 64ビット SP1
構成価格 94,180円(2012年5月下旬現在)

(マイナビニュース広告企画)

[PR]提供: