大量導入にも向く小型の省スペースデスクトップ

eX.computerブランドで最小のPCケースを採用するエアロミニ。正面左側は直線的、右側は曲線的という非対称なフロントフェイスを持つ

続いて注目したいのがエアロミニだ。このマシンは幅112mm、奥行き260mm、高さ264mmと、非常にコンパクトになっているのが特徴。袖机がないデスク上にもすっきりと設置できる小型サイズなので、スモールビジネス環境では重宝する。また、廉価版のCPUを選択できるため、初期導入コストの低減を図るニーズにも応えられる。ただし、単なる省スペース、低スペックマシンというわけではなく、省スペース&高性能マシンとしても仕立てられるのがポイントだ。その意味では、エアロスリムに準ずる性格のマシンだと思ってよい。

とはいえ、パソコンを大量導入する経営者にとっては、初期導入コストは目を逸らせることのできない課題だろう。だが、前述したように、エアロミニならば廉価版のCPUとなるCeleron G530をチョイスでき、最小構成価格で1台あたり4万円台前半までコストを落とせることが可能。だが、このマシンがコスト削減に寄与するのは、初期導入コストだけではない。


パソコンは内部パーツを冷やすために、必ず吸気口と排気口が備えられており、多くのデスクトップの場合、前面に吸気口、背面に排気口を設けるという設計になっている。ところがエアロミニは、排気口は上面に設けられている。この設計の最大の利点は排気をデスク正面にはき出さないこと。つまり壁際ギリギリに設置しても排気口を塞ぐことはなく、対面型のオフィスで正面のスタッフに排気がかかることはない。つまり、省スペースな事業所に大量導入するのにうってつけなのだ。

省スペースなPCケースだが、内部空間は広々としている。ケーブル類はテープなどでまとめられ、エアフローを阻害しないようになっている

エアロミニでおすすめの構成はCore i3といった、わりと廉価なCPUを選ぶこと。初期導入コストを下げるだけでなく、設置面積の省コスト化により、広い意味でTCO削減にもつながる製品なのだ。

クリエイティブ業務に応えるハイパフォーマンス!

もっともハイパフォーマンスな構成でオーダーできるエアロストリーム。映像やCGなどを制作する事業所なら注目のマシンだ

次にエアロストリームをチェックしてみよう。このシリーズは、eX.computerの中でもハイエンドな構成に仕立てられるミドルタワー型。設置スペースの面ではエアロスリムやエアロミニに比べ不利となるが、それを補ってあまりあるハイパフォーマンスな環境を整えられる。特に注目したいのが、強力なグラフィックボードを選択できる点だ。グラフィック性能は、一般的なオフィス業務ではあまり求められないが、映像編集や3D CADといった業務に携わる事業所では看過できない要素である。その点、エアロストリームは強力なグラフィックボードを選択でき、クリエイティブな用途に応えられる。また、エアロストリームと同じPCケースを採用し、CADや3DCGに最適化されたグラフィック「NVIDIA Quadro」を搭載したシリーズも用意されている。


もう1点注目したいのが、高品位な電源ユニットを選択できることだ。電力の変換効率に優れた製品に与えられる認証プログラム「80PLUS」をクリアした電源ユニットが用意され、購入時に選択できる。特に高品位な80PLUS Gold認証を受けた電源ユニットは導入時の初期費用はアップするが、高い電力変換効率により消費電力を抑えられるのがメリット。事業所で使うパソコンは、ウィークデイのビジネスタイムに常に稼働するものである。初期費用はアップしても、長期間でみればランニングコストの面で有利といえる。

なぜデスクトップマシンがビジネスの効率を高める?

さて、オフィスでノートPCを利用している事業所は多いと思うが、作業効率においてデスクトップPCのほうが優れているのはご存じだろうか。まず性能面についてだが、デスクトップPCで使用されるCPUのほうが、ノートPCで使用されるものよりも演算能力に優れている。オフィスドキュメント作成といった業務では大差は出ないが、3Dグラフィックのレンダリング、編集した映像の再エンコードといった作業では、デスクトップPCに大きな分がある。また、デスクトップならば大画面、高解像度なディスプレイと組み合わせられるのも利点。広いデスクトップ画面を利用できるので、作業効率を高められる。

ノートPC用のCPUではハイエンドとなるCore i7-2630QMとエアロスリムに搭載されたデスクトップ用CPUのCore i5-2500Kで、3DレンダリングによりCPU性能を測るCINEBENCH 11.5のスコアを比較。Core i7-2630QMは、4コア8スレッド処理が可能なので、4コア4スレッドのCore i5-2500Kよりも有利に思われるが、実際のスコアはデスクトップ向けCPUのほうが高い

解像度1,920×1,200ドット(赤枠)のディスプレイと、一般的なノートパソコンで多く採用されている解像度1,366×768ドット(青枠)のディスプレイで、エクセルの全画面表示を標準設定のまま行った。前者は列で「A」~「Z」、行で「1」~「51」まで表示できるのに対し、後者は列が「R」まで、行が「27」までしか表示できない。この表示範囲の差が業務効率に向上につながる

手厚いサポート体制と柔軟な営業体制で企業ニーズに応えるeX.computer

冒頭でeX.computerはSMBと相性がよいと前述したが、その最大の理由がツクモのサポート体制だ。ウェブページにおけるFAQはもちろんのこと、元旦以外は年中無休となる電話サポートやEメールでのサポートも用意している。また、東京、名古屋、札幌に設けられたツクモのサポート窓口でも相談に応じてもらえる。SMBでは専任のシステム管理者が常駐できない場合が多いため、トラブル発生から解決まで時間がかかってしまうケースもあるが、このサポート体制によりそれをカバーできる点で、SMBにとって心強い。

また、ハードウェア以外のトラブルから迅速に復旧できるように、OSプリインストールモデルには標準で「eX.Backup2」というバックアップソフトがインストールされている点もありがたい。このソフトは、DVDなどの光ディスク外付けハードディスクなどにシステムのイメージをバックアップしておき、万が一のトラブルが生じた際に、そのOSイメージから復元が行えるというもの。正常な状態のシステムを保管しておけば、OSが起動しないようなトラブルに陥っても復帰可能だ。もちろんハードウェアの故障に対処できるものではないが、OSシステムレベルのトラブルに対してはかなり有効である。

起動ディスクの作成は簡単。まず光ディスクをドライブに入れeX.Backup2を起動したらか「作成」アイコンをクリックするだけ。こうしたシステムイメージ化ソフトは、イメージの作成に時間がかかる印象があるが、かなり高速に書き込める。修復する際は、ディスクをドライブにセットしてシステムを再起動。ディスクから復旧ツールを呼び出すので、マシンのOSが起動しなくてもレストアできる。

eX.computerには、サポート体制やOSバックアップ機能以外にも企業にとって心強い面がある。それは、さまざまな事業案件や組織のニーズに対し、専任の法人営業窓口が個別にこと細かく対応できること。たとえば「余計なソフトを省いて導入コストを抑えたい」「この部署に設置するのは高性能PCだが、あの部署に置くのは必要最低限の性能でよい」「パソコンの知識が薄く、導入基準がわからないので適正なパソコン環境を教えてくれ」などといった相談に応じてもらえるのだ。これらのニーズに対し的確なソリューションを提案できるのは、やはりPC専門店として長年培ってきた経験によるものだろう。さらに、全省庁統一の入札資格を持っていたり、掛け売りに対応していたりするので、団体や企業にとって導入しやすい面もある。

eX.computerは、信頼の高い国内生産で、使用パーツをとことん精査。ビジネスシーンにおいてもっとも大切な、信頼できるシステムを提供できる。もちろん万が一のバックアップ体制も充実しており、複雑な企業ニーズに高い次元で応えられるブランドなのだ。

(マイナビニュース広告企画)

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