できたアルバムはFileMaker Goで持ち出してみよう
こうしてできたアルバムは、FileMaker GoでiPhone/iPadに持ち出してみよう。それにはFileMakerのファイルを、メールに添付して送信するか、iTunes経由でiOSデバイス上に転送する。大勢でひとつのデータベースを利用する場合はデータベースをネットワーク上で公開してもよい。
FileMaker Goで見るときは画面のサイズ上、若干レイアウトの修正が必要になる。インスペクタの数値をうまく活用しながら、FileMaker Pro/FileMaker Go両方できれいに画像が表示されるように調整してみよう。
スターターソリューション以外のリソース
FileMakerテンプレートの活用&カスタマイズ法をひととおりご紹介したが、いかがだっただろうか。わずかな操作で簡単に自分の管理したい情報を整理できるFileMaker。個人・仕事問わずさまざまな使い道があるだろう。
なお、今回はここまでスターターソリューションのサンプルファイルを元に解説したが、ソリューションを開発する際には、以下の無料キットを試してみるのも良いだろう。
また、FileMakerを使うユーザ・デベロッパ・デザイナ向けに,さまざまな技術情報を提供し合う場としてTechnetというオンライン上のコミュニティもあり、ユーザやデベロッパとの交流をはかりながら,さまざまなFileMakerの技術や特性を学ぶことができる。
より詳しく知りたいなら、FileMakerカンファレンスへ!
そしてFileMakerの使い方や考え方、何ができるのかをより詳しく知りたい場合は、ぜひFileMaker カンファレンス 2011をチェックしてみてほしい。
今年で3回目の開催となるFileMaker カンファレンスには、ビジネスではもちろん、個人でも分野を問わずさまざまな情報やトレンド、ユーザや開発者が一度に集まる、とても良い機会だ。とくに今年は、iPhoneやiPad向けカスタムソリューション作成&展開の最も速い方法として、FileMaker GoとFileMaker Proの活用方法を紹介する「iPhone&iPadトラック」や、医療向けのデータマネジメントを紹介する「メディカルトラック」など、新設のトラックもある。
また、FileMakerの使い方をより深めたい人は、FileMakerが公認する FileMaker Authorized Trainerによるトレーニングを受講できる「FTSトラック」(有料)に参加するのも良いだろう。
また、最終日のクロージングセッションでは、ビュッフェ式懇親会で、FileMaker ユーザ同士、開発者 や FileMaker 社員と情報交換や親交を深めることができる。興味がある方はこれを機にぜひ参加してみてほしい。
- 開催日: 2011/11/9(水)・2011/11/10(木)
- 開催場所: フォーシーズンズホテル椿山荘 東京
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