「新トクするサポート」は、ソフトバンクの端末が割引価格で利用できるプログラムです。最新機種も実質半額で手に入るため、魅力的に感じている人も多いと思います。
結論から申し上げると新トクするサポートをおすすめできるのは、以下のどちらにも当てはまる方です。
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとのサイクルで最新機種を利用したい人
今回は、 ソフトバンク新トクするサポートについての実態をわかりやすく解説します。
※自宅受取の場合。指定プランあり。
新トクするサポートの仕組み

(引用元:ソフトバンク)
新トクするサポート」はソフトバンクが実施しているスマホなどの端末購入サポートプログラムであり、適用することで通常価格の半額で購入できます。
具体的には、48回分割で購入した端末の24回目の支払いが終了した際にその端末をソフトバンクに返却することで残り24回の支払いが免除されるというものです。
新トクするサポートの加入条件・利用条件まとめ
新トクするサポートの加入条件はとても単純で、申込時に端末の支払い方法を48回の分割払いに指定するだけです。
ただし、実際に端末の代金を安くするためには、以下の利用条件を満たさなくてはなりません。
新トクするサポート利用条件】
- 対象機種を48回割賦で購入すること
- 電話番号(ソフトバンクユーザー)または機種契約番号(ソフトバンクユーザー以外)を申告の上、特典の利用をソフトバンクに申し込むこと
- 特典利用の申込日の翌月末までに、ソフトバンクに機種を回収してもらい、査定完了すること。ウェアラブル端末の場合、本体に加えて、購入時に付属していたバンドも回収し、査定完了することが必要
- 返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
- 特典利用の申し込みの時点で、プログラムを解約、解除または終了していないこと
- 機種がネットワーク利用制限の対象になっていないこと
- ソフトバンクに対しての支払いに延滞がない
旧「トクするサポート+」は2021年9月23日で新規受付を終了
新トクするサポートの前身となる「トクするサポート+」は、2021年9月23日をもって新規受付を終了します。
以降、トクするサポート+の名称は、2021年11月27日か新トクするサポートに変更されました。
新トクするサポートと以前のトクするサポート+の違いは、機種変更をしなくても端末の返却だけで残債の免除が受けられることです。
新トクするサポートの3つのおすすめポイント

新トクするサポートを利用する3つのメリットは以下の3ポイントです。最新スマホが欲しい人や機種変更のサイクルが早い人にはぴったりだといえます。
【新トクするサポートのおすすめポイント】
- ①:最新スマホが実質半額で購入できる
- ②:1年で買い替えることも可能
- ③:端末は返却しなくてもOK
①:最新スマホが実質半額で購入できる
新トクするサポートは、「iPhone 14」などの最新機種もプログラムの対象端末になっています。そのため、最新スマホを安く使いたいという人に大変おすすめでしょう。
新トクするサポートの利用で最も端末料金が安くなるのは、端末を購入してから25ヶ月目です。
つまり24回目の支払いが完了してから新しい機種に買い替えをすることで、残りの24回分の支払いが免除され、実質半額の費用で購入できます。
他社にも同様の端末購入サポートプログラムがあり、比較をすると以下のようになります。
【端末購入サポート比較(iPhone 14 256GBの場合)】
※横にスクロールできます。
ソフトバンク | ドコモ | au | 楽天モバイル | |
プログラム名 | 新トクするサポート | いつでもカエドキプログラム | スマホトクするプログラム | iPhoneアップグレードプログラム |
分割回数 | 48回 | 24回 | 24回 | 48回 |
ベストな返却タイミング | 端末購入から25ヶ月目 | 端末購入から23ヶ月目 | 端末購入から25ヶ月目 | 端末購入から25ヶ月目 |
端末代金 | 161,280円 (3,360円×48回) |
138,930円 (3,030円×23回+最終回69,240円) |
161,770円 (3,590円×23回+最終回79,200円) |
135,900円 (2,831円×47回+最終回2,843円) |
プログラム適用時価格 | 80,640円 (3,360円×24回) |
69,690円 (3,030円×23回) |
82,570円 (3,590円×23回) |
67,944円 (2,831円×24回) |
※価格は税込
ソフトバンクの端末購入サポートプログラムの利用した金額は、4社の中で3番目に安いです。
48回分割の購入、25ヶ月目に返却するという点でプログラムの仕組み自体はソフトバンクがすごくシンプルで分かりやすいです。
②:1年で買い替えることも可能
新トクするサポートでは、端末の購入から13ヶ月目以降にプログラムの内容を適用できる、「1年買い替えオプション」が選べます。
13ヶ月目以降に購入したスマホを返却、機種変更することでも、端末代金が半額になるというものです。
ただし、この場合、13ヶ月目の機種変更以降も24回目まで端末代金の支払い義務は残り、結果的に支払う総額は25ヶ月目に端末を返却した場合と変わりません。
つまり、1年買い替えオプションを利用した場合、新しく購入した端末の代金と、返却した端末の24回目までの支払いの、二重に機種代を支払うタイミングが発生することに注意しましょう。
③:端末は返却しなくてもOK
新トクするサポートは今の端末をソフトバンクに返却し、機種変更することで適用されるプログラムであるため、今の端末が気に入ったなど機種変更をしたくなくなった場合は、返却しないという選択肢がとれます。
新トクするサポートはプログラム利用料もないため、返却しないことによるリスクはありません。
ただし、48回目までは変わらず端末代金を支払い続けなくてはいけません。機種代が結果的に満額かかることには注意しましょう。
新トクするサポートを使う前に確認したい3つの注意点

新トクするサポートを利用するにあたっての注意点は以下の5つとなります。
新トクするサポートの注意点】
- ①対象は2020年3月27日以降に発売された機種のみ
- ②2年以上使うとお得度が減っていく
- ③返却端末の状態が悪いと22,000円の追加費用が発生する
①対象は2020年3月27日以降に発売された機種のみ
現新トクするサポートの対象となっている機種は2020年3月27日以降に発売された端末のみです。
2020年3月26日までに発売されている機種は、旧トクするサポートの対象であるので、機種代金の割引のためには、毎月429円のプログラム利用料の支払いが必要です。
ただし、2021年1月21日以降は旧トクするサポートが終わり、2020年3月26日以前に発売された機種新トクするサポートの対象機種となります。
②2年以上使うとお得度が減っていく
新トクするサポートで最も機種代金がお得になるのは、端末購入から25ヶ月目、24回目の支払いが終わったタイミングです。
そのため、25回目以上の期間が経ったあとでは、割り引かれる金額が半額を下回ってしまいます。
新トクするサポートを利用する場合は、必ず25ヶ月目に端末を返却・機種変更するようにしましょう。
③返却端末の状態が悪いと22,000円の追加費用が発生する
新トクするサポート利用時に返却する端末は、ソフトバンクの査定基準を満たす状態のものでなくてはなりません。
状態が悪いものを返却した場合、22,000円の追加費用が発生し、割引額が下がってしまったり回収を断られてしまったりすることがありえます。
追加費用がかかってしまう端末の状態には、以下のような例があります。
【追加費用がかかる端末の状態】
- 電源が入らない
- スリープボタンが機能しない
- 初期化されていない
- 各種ロックが解除されていない
- 改造などをしたことにより、メーカーの保証が対象外
- 筐体が変形している
- 液晶漏れやタッチ操作異常などがある
- 画面やカメラ、筐体にヒビや割れがある
新トクするサポートの利用がおすすめの人

ここまでのおすすめポイントや注意点を考慮すると新トクするサポートの利用がおすすめとなるのは以下のような人だといえます。
【新トクするサポートがおすすめの人】
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとのサイクルで最新機種を使いたい人
安く最新機種を利用したい人
とにかく安く最新機種を利用したい人新トクするサポートを適用することをおすすめします。
最短で2年経過後にソフトバンクへの端末返却が必要にはなりますが、定価の実質半額分で利用できることになります。
1~2年ごとのサイクルで最新機種を使いたい人
新トクするサポートでの割引額が最も大きくなるのは、端末を購入してから25ヶ月目で買い替えをする場合です。
1年買い替えオプションを利用しても、1〜2年ごとに端末を買い替える人に効果的な割引プログラムです。
発売されたばかりの最新機種もプログラムの対象となるため、1〜2年の短いサイクルで最新機種を乗り換えていきたい人には、とてもメリットがあるといえるでしょう。
新トクするサポートを使ってソフトバンク端末を購入する手順

ここからは新トクするサポートを使って端末を購入する手順を解説していきます。
新トクするサポートを利用する手順】
1. 必要なものの準備
まずは、申し込みに必要な情報や書類を準備しましょう。申し込みに必要なものはソフトバンクを新規で申し込むか、既存のソフトバンク会員の機種変更になるかで異なります。
【必要なもの(新規申し込み)】
- 契約者情報(氏名・住所・連絡先など)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 支払情報(クレジットカード、口座情報)
- MNP予約番号(電話番号を引き継いで乗り換えたい場合)
【必要なもの(機種変更)】
- My SoftBankアカウント、または電話番号と暗証番号
2. オンラインショップへ

下記ボタンからソフトバンクオンラインショップにアクセスし、購入したい端末を選択します。
※自宅受取の場合。指定プランあり。
3. 手続き方法・利用者の年齢・端末の受け取り方法を選択

4. 端末カラー・容量・支払い方法を選択


新トクするサポートと適用させるためには、支払い方法を48回に選択しましょう。既存のソフトバンク会員の機種変更場合、ここでMy SoftBankへのログイン操作が必要となります。
5. 料金プランを選択

6. 契約者情報・支払い情報などを入力し申し込み完了

7. 端末の受け取り
自宅への配送か最寄りのソフトバンクショップでの受け取り、どちらか指定したほうでの受け取りを行います。
端末購入・乗り換えがお得になるその他キャンペーン
最後新トクするサポートとの併用ができる、 さらにお得に端末の購入・乗り換えができるソフトバンクキャンペーンをご紹介します。
下取りプログラム
「下取りプログラム」は機種変更、または他社からソフトバンクへの乗り換えと同時に、今利用しているスマホをソフトバンクに下取りに出すことで、新しく購入する端末の代金が割り引きされるキャンペーンです。
下取りプログラムの対象となる機種は指定のものがあります。また破損品の場合は、割引額が少なくなってしまうので注意しましょう。
【下取り対象機種】
- 機種変更:下取りプログラム(機種変更)
- 乗り換え:下取りプログラム(のりかえ)
【オンライン限定】web割

(引用元:ソフトバンク)
【オンライン限定】web割は、Webから申し込みをし、自宅受け取りを選択することで、事務手数料が無料になるキャンペーンです。
店舗で申し込みをする場合は、事務手数料3,300円がかかり、行く手間もかかるため、オンラインでの申し込みがお得だといえるでしょう。
まとめ
ソフトバンクには新トクするサポート」という端末の購入サポートプログラムがあり、利用することで最新機種を含めてソフトバンクの端末を最安半額で購入できます。
新トクするサポートが適用される条件は以下の通りです。もっとも安い半額にするためには、25ヶ月目での端末買い替えが必須となります。
新トクするサポート条件】
- 対象機種を48回割賦で購入すること
- 電話番号(ソフトバンクユーザー)または機種契約番号(ソフトバンクユーザー以外)を申告の上、特典の利用をソフトバンクに申し込むこと
- 特典利用の申込日の翌月末までに、ソフトバンクに機種を回収してもらい、査定完了すること。ウェアラブル端末の場合、本体に加えて、購入時に付属していたバンドも回収し、査定完了することが必要
- 返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
- 特典利用の申し込みの時点で、プログラムを解約、解除または終了していないこと
- 機種がネットワーク利用制限の対象になっていないこと
- ソフトバンクに対しての支払いに延滞がない
また新トクするサポートの内容のひとつである「1年買い替えオプション」を利用すれば、端末購入の13ヶ月目以降に買い替えをすることも可能です。ただし、24回目までは引き続き端末料金の支払いが必要となる点に注意しましょう。
新トクするサポートの利用を途中で考え直したい場合は、そのまま48回の支払いを継続し、すべて支払ってしまえばペナルティなどはありません。
メリットや注意点を加味したうえで新トクするサポートの利用がおすすめだといえるのは以下のような人です。
新トクするサポートがおすすめの人】
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとのサイクルで最新機種を使いたい人
適用条件を事前に確認の上、メリットがある方はぜひ活用しましょう!
※自宅受取の場合。指定プランあり。