「トクするサポート+」は、ソフトバンクの端末が割引価格で利用できるプログラムです。最新機種も実質半額で手に入るため、魅力的に感じている人も多いと思います。
結論から申し上げると、トクするサポート+をおすすめできるのは、以下のどちらにも当てはまる方です。
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとに最新機種に買い替えたい人
今回は、 ソフトバンクのトクするサポート+についての実態をわかりやすく解説します。
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トクするサポート+の仕組み

(引用元:ソフトバンク)
「トクするサポート+」はソフトバンクが実施しているスマホなどの端末購入サポートプログラムであり、適用することで通常価格の半額で購入できます。
具体的には、48回分割で購入した端末の24回目の支払いが終了した際にその端末をソフトバンクに返却、新しい端末に機種変更することで残り24回の支払いが免除されるというものです。
トクするサポート+の加入条件・利用条件まとめ
トクするサポート+の加入条件はとても単純で、申込時に端末の支払い方法を48回の分割払いに指定するだけです。
ただし、実際に端末の代金を安くするためには、以下の利用条件を満たさなくてはなりません。
【トクするサポート+利用条件】
- 対象機種を48回割賦で購入すること
- 返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
- ソフトバンクに対しての支払いに延滞がない
旧「トクするサポート」は2021年1月20日で新規受付を終了
トクするサポート+の前身となる「トクするサポート」は、2021年1月20日をもって新規受付を終了します。
以降、トクするサポートの対象端末は、2021年1月21日からトクするサポート+の対象端末に組み込まれます。
トクするサポート+と以前のトクするサポートの違いは、プログラムの利用に利用料がかかるか否かです。
以前のトクするサポートでは、月429円のプログラム利用料が設定されているため、端末代が半額になったとしても必ず「429円 × 24ヶ月 = 10,296円」の別途費用がかかっていました。
しかし、トクするサポート+にはこのようなプログラム利用料がない分、よりお得に端末を購入できます。
2021年9月24日より一部適用条件変更
2021年9月23日までは、「トクするサポート+」の特典を利用するためには、特典受付開始日以降に、ソフトバンクで対象機種への買い替えを行う必要がありました。
ところが、2021年9月24日以降に、「トクするサポート+」に加入した方は、その条件を撤廃し、機種を買い替えなくても特典を利用できるようになりました。
トクするサポート+の3つのおすすめポイント

トクするサポート+を利用する3つのメリットは以下の3ポイントです。最新スマホが欲しい人や機種変更のサイクルが早い人にはぴったりだといえます。
【トクするサポート+のおすすめポイント】
- ①最新スマホが実質半額で購入できる
- ②1年で買い替えることも可能
- ③端末は返却しなくてもOK
①最新スマホが実質半額で購入できる
トクするサポート+は、「iPhone 13」などの最新機種もプログラムの対象端末になっています。そのため、最新スマホを安く使いたいという人に大変おすすめでしょう。
トクするサポート+の利用で最も端末料金が安くなるのは、端末を購入してから25ヶ月目です。
つまり24回目の支払いが完了してから新しい機種に買い替えをすることで、残りの24回分の支払いが免除され、実質半額の費用で購入できます。
他社にも同様の端末購入サポートプログラムがあり、比較をすると以下のようになります。
【端末購入サポート比較(iPhone 13 256GBの場合)】
※横にスクロールできます。
ソフトバンク | ドコモ | au | 楽天モバイル | |
プログラム名 | トクするサポート+ | いつでもカエドキプログラム | スマホトクするプログラム | iPhoneアップグレードプログラム |
分割回数 | 48回 | 24回 | 24回 | 48回 |
ベストな返却タイミング | 端末購入から25ヶ月目 | 端末購入から23ヶ月目 | 端末購入から25ヶ月目 | 端末購入から25ヶ月目 |
端末代金 | 129,600円 (2,700円×48回) |
125,136円 (2,743円×23回+最終回62,040円) |
128,970円 (3,030円×23回+最終回59,280円) |
110,800円 (2,308円×47回+最終回2,324円) |
プログラム適用時価格 | 64,800円 (2,700円×24回) |
63,096円 (2,743円×23回) |
69,690円 (3,030円×23回) |
55,392円 (2,308円×24回) |
※価格は税込
ソフトバンクの端末購入サポートプログラムは、auと比べて最終的な総割引額が高額になるため、優れているといえるでしょう。
ドコモとは分割回数が異なるものの、割引額は同等の半額程度となるので、金額差はさほど大きくなりません。
iPhoneの場合、容量によってはソフトバンクはドコモ・auよりも実質負担額は安くなります。
②1年で買い替えることも可能
トクするサポート+では、端末の購入から13ヶ月目以降にプログラムの内容を適用できる、「1年買い替えオプション」が選べます。
13ヶ月目以降に購入したスマホを返却、機種変更することでも、端末代金が半額になるというものです。
ただし、この場合、13ヶ月目の機種変更以降も24回目まで端末代金の支払い義務は残り、結果的に支払う総額は25ヶ月目に端末を返却した場合と変わりません。
つまり、1年買い替えオプションを利用した場合、新しく購入した端末の代金と、返却した端末の24回目までの支払いの、二重に機種代を支払うタイミングが発生することに注意しましょう。
③端末は返却しなくてもOK
トクするサポート+は今の端末をソフトバンクに返却し、機種変更することで適用されるプログラムであるため、今の端末が気に入ったなど機種変更をしたくなくなった場合は、返却しないという選択肢がとれます。
トクするサポート+はプログラム利用料もないため、返却しないことによるリスクはほぼゼロです。
ただし、48回目までは変わらず端末代金を支払い続けなくてはいけません。機種代が結果的に満額かかることには注意しましょう。
トクするサポート+を使う前に確認したい3つの注意点

トクするサポート+を利用するにあたっての注意点は以下の5つとなります。
【トクするサポート+の注意点】
- ①対象は2020年3月27日以降に発売された機種のみ
- ②2年以上使うとお得度が減っていく
- ③返却端末の状態が悪いと22,000円の追加費用が発生する
①対象は2020年3月27日以降に発売された機種のみ
現状トクするサポート+の対象となっている機種は2020年3月27日以降に発売された端末のみです。
2020年3月26日までに発売されている機種は、旧トクするサポートの対象であるので、機種代金の割引のためには、毎月429円のプログラム利用料の支払いが必要です。
ただし、2021年1月21日以降は旧トクするサポートが終わり、2020年3月26日以前に発売された機種もトクするサポート+の対象機種となります。
②2年以上使うとお得度が減っていく
トクするサポート+で最も機種代金がお得になるのは、端末購入から25ヶ月目、24回目の支払いが終わったタイミングです。
そのため、25回目以上の期間が経ったあとでは、割り引かれる金額が半額を下回ってしまいます。
トクするサポート+を利用する場合は、必ず25ヶ月目に端末を返却・機種変更するようにしましょう。
③返却端末の状態が悪いと22,000円の追加費用が発生する
トクするサポート+利用時に返却する端末は、ソフトバンクの査定基準を満たす状態のものでなくてはなりません。
状態が悪いものを返却した場合、22,000円の追加費用が発生し、割引額が下がってしまったり回収を断られてしまったりすることがありえます。
追加費用がかかってしまう端末の状態には、以下のような例があります。
【追加費用がかかる端末の状態】
- 電源が入らない
- スリープボタンが機能しない
- 初期化されていない
- 各種ロックが解除されていない
- 改造などをしたことにより、メーカーの保証が対象外
- 筐体が変形している
- 液晶漏れやタッチ操作異常などがある
- 画面やカメラ、筐体にヒビや割れがある
トクするサポート+の利用がおすすめの人

ここまでのおすすめポイントや注意点を考慮すると、トクするサポート+の利用がおすすめとなるのは以下のような人だといえます。
【トクするサポート+がおすすめの人】
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとに最新機種に買い替えたい人
安く最新機種を利用したい人
とにかく安く最新機種を利用したい人はトクするサポート+を適用することをおすすめします。
最短で2年経過後にソフトバンクへの端末返却が必要にはなりますが、定価の実質半額分で利用できることになります。
1~2年ごとに最新機種に買い替えたい人
トクするサポート+での割引額が最も大きくなるのは、端末を購入してから25ヶ月目で買い替えをする場合です。
1年買い替えオプションを利用しても、1〜2年ごとに端末を買い替える人に効果的な割引プログラムです。
発売されたばかりの最新機種もプログラムの対象となるため、1〜2年の短いサイクルで最新機種を乗り換えていきたい人には、とてもメリットがあるといえるでしょう。
トクするサポート+を使ってソフトバンク端末を購入する手順

ここからは、トクするサポート+を使って端末を購入する手順を解説していきます。
【トクするサポート+を利用する手順】
1. 必要なものの準備
まずは、申し込みに必要な情報や書類を準備しましょう。申し込みに必要なものはソフトバンクを新規で申し込むか、既存のソフトバンク会員の機種変更になるかで異なります。
【必要なもの(新規申し込み)】
- 契約者情報(氏名・住所・連絡先など)
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 支払情報(クレジットカード、口座情報)
- MNP予約番号(電話番号を引き継いで乗り換えたい場合)
【必要なもの(機種変更)】
- My SoftBankアカウント、または電話番号と暗証番号
2. オンラインショップへ

下記ボタンからソフトバンクオンラインショップにアクセスし、購入したい端末を選択します。
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3. 手続き方法・利用者の年齢・端末の受け取り方法を選択

4. 端末カラー・容量・支払い方法を選択


トクするサポート+と適用させるためには、支払い方法を48回に選択しましょう。既存のソフトバンク会員の機種変更場合、ここでMy SoftBankへのログイン操作が必要となります。
5. 料金プランを選択

6. 契約者情報・支払い情報などを入力し申し込み完了

7. 端末の受け取り
自宅への配送か最寄りのソフトバンクショップでの受け取り、どちらか指定したほうでの受け取りを行います。
端末購入・乗り換えがお得になるその他キャンペーン

(引用元:ソフトバンク)
最後にトクするサポート+との併用ができる、 さらにお得に端末の購入・乗り換えができるソフトバンクキャンペーンをご紹介します。
下取りプログラム

(引用元:ソフトバンク)
「下取りプログラム」は機種変更、または他社からソフトバンクへの乗り換えと同時に、今利用しているスマホをソフトバンクに下取りに出すことで、新しく購入する端末の代金が割り引きされるキャンペーンです。
下取りプログラムの対象となる機種は指定のものがあります。また破損品の場合は、割引額が少なくなってしまうので注意しましょう。
【下取り対象機種】
- 機種変更:下取りプログラム(機種変更)
- 乗り換え:下取りプログラム(のりかえ)
【オンライン限定】web割

(引用元:ソフトバンク)
【オンライン限定】web割は、Webから申し込みをし、自宅受け取りを選択することで、事務手数料が無料になるキャンペーンです。
店舗で申し込みをする場合は、事務手数料3,300円がかかり、行く手間もかかるため、オンラインでの申し込みがお得だといえるでしょう。
web割

(引用元:ソフトバンク)
web割とは、ソフトバンクの申し込みをオンラインから行い、受け取りを自宅への配送で指定することで、以下の特典が受けられるキャンペーンです。
【web割キャンペーン内容】
- 事務手数料3,300円無料
- 機種代金21,600円割引(のりかえ・「データプランメリハリ」もしくは「データプランメリハリ無制限」加入の場合)
まとめ
ソフトバンクには「トクするサポート+」という端末の購入サポートプログラムがあり、利用することで最新機種を含めてソフトバンクの端末を最安半額で購入できます。
トクするサポート+が適用される条件は以下の通りです。もっとも安い半額にするためには、25ヶ月目での端末買い替えが必須となります。
【トクするサポート+条件】
- 対象端末を48ヶ月分割で購入する
- 返却する端末がソフトバンクの査定基準を満たしている
- ソフトバンクに対しての支払いに延滞がない
また、トクするサポート+の内容のひとつである「1年買い替えオプション」を利用すれば、端末購入の13ヶ月目以降に買い替えをすることも可能です。ただし、24回目までは引き続き端末料金の支払いが必要となる点に注意しましょう。
トクするサポート+の利用を途中で考え直したい場合は、そのまま48回の支払いを継続し、すべて支払ってしまえばペナルティなどはありません。
メリットや注意点を加味したうえで、トクするサポート+の利用がおすすめだといえるのは以下のような人です。
【トクするサポート+がおすすめの人】
- 安く最新機種を利用したい人
- 1~2年ごとに最新機種に買い替えたい人
適用条件を事前に確認の上、メリットがある方はぜひ活用しましょう!
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