タレンタは8月30日、不動産開発・販売事業などを展開する大京がデジタル面接プラットフォーム「HireVue(ハイアービュー)」を導入したと発表した。

HireVueは、録画・ライブ面接機能を備え、PCやスマートフォンから面接を行えるというもの。採用担当者は、PCやスマートフォン上で候補者を比較・評価し、ランキング付けすることができる。

近年、不動産の管理・メンテナンスを担う人材が慢性的に不足するなか、大京グループは事業拡大を視野に入れた人材獲得に向け、HireVueを採用。時間・場所を問わず選考に参加できる環境を整え、選考開始から内定までの時間を短縮することで、応募者数の増加や内定受諾率の上昇を狙う。また、選考のスケジュール調整や面接会場への移動にかかる時間を排除することで、人事部内の負担軽減も期待するとしている。

大京グループでは、まず総合ビル管理事業を手掛けるオリックス・ファシリティーズの中途採用領域で録画面接の利用を開始する。その後、そこで得られたノウハウを活用しながら、録画面接の適用範囲をグループ各社の採用に拡大していく予定だという。