パイオニアVCは1月23日、静岡県三島市が電子黒板「xSync(バイ シンク) Board」を364台導入したと発表した。

静岡県三島市では、文部科学省が推進する「教育のIT化に向けた環境整備4か年計画(平成26年度~平成29年度)」に基づき、教育におけるICT活用を進めている。利用者となる教員へのアンケート調査などを実施し、タブレット端末の整備も見据えた上で、教室に導入するICT機器を検討。xSync Boardの選定に至った。

採用に際しては、授業中多用される表示拡大やペンで書き込む操作を外付けボタンで簡単に操作できることや、ペンだけでなく、指によるタッチ操作も可能なこと、明るい教室内でも利用できる視認性の高さなどが決め手となったとしている。

三島市では、2015年8月に同市内の全公立小学校14校へ、2016年8月には全公立中学校7校の特別支援学級を含む全ての普通教室にxSync Boardを設置。併せて導入した書画カメラと指導者用デジタル教科書とともに、活用が進められているという。