日本時間9月10日、米Appleのスペシャルイベントおいて発表されたiPad mini 4。大々的なお披露目だったiPad Proに対して、かなり控えめな紹介のされ方であったが、新製品としては気になるところだ。本稿ではiPad mini 3と比較し、4がどのような進化を遂げているのか紹介していきたい。

スペシャルイベントでiPadラインナップを見て「えっ?」と思った方も多いはず

さらに薄く、さらに軽量化を目指したiPad mini 4

iPad mini 4がiPad mini 3に比べて違うのは、何といってもボディに関してだ。

カラーバリエーションはどちらもゴールド、スペースグレイ、シルバー

パッと見は大きなデザインの変化は分からない。しかし、下の表で比べると高さは3.2mm、幅0.1mmとわずかながら大きくなっているものの、薄さが6.1mmとiPad mini 3の7.5mmに比べ1.4mm、割合にしてiPad mini 3より18%と薄くなっている。6.1mmというとiPad Air 2と同じ薄さだ。

重量についてもWi‑Fiモデルで32.2g、Wi-Fi+セルラーモデルで37g軽量化しており、iPad mini 3に比べ約10%軽い。ボディに関して言えばただのマイナーチェンジではなく、大幅に薄型軽量化が施されている。

■サイズと重さの違い