東京ビッグサイトで開催の「第24回 国際 文具・紙製品展 ISOT 2013」には、スマートフォンと連携できるガジェットがたくさん展示されていた。ユニークで便利そうな数々を紹介しよう。同イベントは2013年6月28日までの開催だ(最終日は17時まで)。
名刺管理
ここ最近、もらった名刺をカメラで撮影し、オンラインにアップして管理する人が増えているという。名刺管理アプリとしては、iOSおよびAndroidスマートフォン向けに提供されている「Eight(エイト)」などが評価が高い。カール事務器が展示していた「名刺整理器 スマデポ」は、まさにそうした名刺管理アプリに対応する撮影台付きの名刺整理機器。もらった名刺をiPhoneで撮影してデータ化した後、名刺はそのままBOXで保管できるようになっている。本体価格は2,000円。
モバイルアクセサリー
トレードワークスのブースでは、モバイルアクセサリーの展示が行われていた。シリコン製スマートフォンスタンド「ドームスタンド」(980円)では、スマートフォンを好きな向き・角度で寝かせることができる。中は空洞になっており、充電ケーブルを収納可能。カラーバリエーションはホワイト、ピンク、ブルーの3色で展開する。
「ケーブルブレスレット マイクロUSB」(800円)は、アクセサリー感覚で身につけて携帯できる、USB - microUSBケーブル。また、イヤホンの持ち運びに便利なのが「シリコンイヤホンポーチ」(500円)。スクエア型の製品で、イヤホンを簡単に出し入れできる。両製品とも、バッグチャームとして携帯することが可能だ。
「USBハブ付きモバイルホルダー」(1,900円)は、側面にUSBポートを4つ備えた吸着式のスマートフォンホルダー。背面にはmini USB端子とUSB端子があり、PCなどと接続して通電させると、側面のLEDライトが点灯する仕掛けになっている。
このほかにも、タッチペンとボールペンが1本に合体した「2WAYタッチペン」(1,480円)や、モバイルスタンド/タッチペン/携帯クリーナーの1台3役を兼ねる「スタンド&タッチペン」(650円)など、ユニークな製品が多数展示されていた。
スマホの写真に付箋を貼る
カンミ堂が展示していた「ピコットフセン」(420円)は、スマートフォンに保存してある写真と専用の付箋を関連付けることで、写真の整理/検索/共有が簡単に行えるというもの。具体的には、スマートフォンで専用アプリを立ち上げ、ピコットフセンのQRコードを読み込んだ後、リンク付けしたい写真を選ぶだけ。次回以降、同じQRコードを読み込むとリンク付けされた写真が表示されるようになる。
担当者は「スマートフォンの普及で写真を撮ることが手軽になった一方で、目当ての写真を探すことに苦労するようになった。ピコットフセンは『ふせんに写真をリンクする』という発想により、目的の写真を簡単に見つけられるようになった」とアピールしていた。なお、本製品は「第22回 日本文具大賞」機能部門優秀賞を受賞している。
モバイル充電池を内蔵するノートカバー
キングジムのブースでは、新製品「バテリオ BAT10」(6,500円、7月12日発売)を展示していた。同製品はA5判の紙ノートを収納できるカバーで、容量2,400mAhのモバイルバッテリを内蔵している(スマートフォンなどを充電可能)。「これ一冊でミーティング中も移動中も、どこでも充電」できるのが特長とアピールする。このほか、タブレットPC・ノート収納ケースの「タブリオ」(2,900円~、8月2日発売)の展示も行われていた。