ネットワーク技術の総合展示会「Interop Tokyo 2013」が12日、千葉県の幕張メッセで開幕した。ソネットビジネスアソシエイツのブースでは、今年4月に発表した下り最大2Gbpsの法人向け高速インターネット接続サービス「NURO アクセス(ニューロ・アクセス)」の速さを体感できるデモ展示が行われていた。
ブースに設置されたモニターでは、データをダウンロードする様子が紹介されていた。2GBの大容量データも約17秒でダウンロードを完了できるという。また、ノートPCが用意されたコーナーでは、来場者がスピードテストを行えるようになっていた。
NUROアクセスは、計3種類(スタンダード/プレミアム/エントリー)のプランを用意しており、いずれも下り最大2Gbps/上り最大1Gbpsの通信が可能。ブースには同サービス向けの機器として、同社独自の回線終端装置「ONUブリッジタイプ」とWi-Fiルータ機能を備えた「ホームゲートウェイタイプ」が展示されていた。スループットなどの基本仕様は同じだという。
Interop Tokyo 2013の展示初日となる12日は、生憎の雨に見舞われた。来場者の出足も鈍かったようだが、それにも関わらずソネットビジネスアソシエイツのブースには立ち止まって説明員の話に耳を傾ける人の姿が多く見受けられた。高速回線のニーズの高さが伺い知れる。担当者の話では「今回はパートナー企業さまの開拓を想定していたが、一般の消費者さまからの反応も良い。こんなサービスがあったのか、という声もいただいているので、今後も引き続いてサービスの広報に努めていきたい」と話していた。