こんにちは、阿久津です。Windows 10 Insider Preview ビルド14946からは、Cortanaの検索ボックスに多くのカスタマイズ領域が用意されるようになりました。今回はその配色を変更してみましょう。
Windows 10 Insider Preview ビルド14946からは、Cortanaの検索ボックスに多くのカスタマイズ領域が用意されるようになりました。次期大型アップデートの「Redstone 2 (開発コード名)」でGUIによる設定項目が加わるかどうかは不明ですが、今回はその配色を変更してみましょう。
1. 管理者権限でレジストリエディターを起動します。
2. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search\Flighting\0\SearchBoxBorderColorキーを開きます。
3. DWORD値「Value」のデータを「FF995511」に変更します。
4. HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Search\Flighting\0\SearchBoxBorderThicknessキーを開きます。
5. DWORD値「Value」を作成し、データを「4」に変更します。
6. レジストリエディターを終了します。
7. エクスプローラーを再起動します。
これで操作が完了しました(図01~10)。
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図02 レジストリエディターが起動したら、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\Search\Flightingキーを開きます。DWORD値「Value」をダブルクリックで開き、データを「1」に書き換えてから、<OK>ボタンをクリックしてください |
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図03 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\Search\Flighting\SearchBoxBorderColorキーを開きます |
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図05 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\ CurrentVersion\Search\Flighting\0\SearchBoxBorderThicknessキーを開きます |
それでは結果を確認しましょう。エクスプローラーを再起動した時点で、タスクバー上の検索ボックスに青色系の境界線が加わったことがひと目でわかります。アイコン化したり、非表示にしたりせず、常に検索ボックスを表示させている方には面白いチューニングではないでしょうか(図11~12)。
チューニング結果からわかるように、SearchBoxBorderColorキーのDWORD値「Value」がカラーモデル、SearchBoxBorderThicknessキーのDWORD値「Value」が境界線の太さを示しています。各データを適当に変更すると、境界線の色や太さが変わりますので、お好みに応じてお試しください(図13)。
なお、このチューニングを破棄する場合は、各キーに並ぶDWORD値「Value」をデータを「1」に変更し、エクスプローラーを再起動します。
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図13 SearchBoxBorderColorキーに並ぶDWORD値「Value」のデータを「FFFF5511」に、SearchBoxBorderThicknessキーに並ぶDWORD値「Value」のデータを「8」に変更した状態 |
それでは、また次号でお目にかかりましょう。
阿久津良和(Cactus)