こんにちは、阿久津です。受付日からオンライン注文していたiPad 2がようやく到着しました。筆者はApple Online Storeでの買い物回数は少なく、過去に購入した製品も初代iPodを手始めに、iPod nano、iPod Touchと今回でまだ四回目。iPhone 4の購入(こちらはソフトバンクオンラインショップ)での経験から、店頭で並ぶ苦労と二週間程度のディレイなら後者を選ぼうと思い、今回もオンライン注文で済ませました。
早寝早起きの生活サイクルで暮らしている筆者に深夜零時からの注文スタートはキツいものでしたが、何とか若い受付番号で注文完了。しかし、そこからが長かった……。ネットの書き込みを見ると、Apple Store○○店に入ったら売っていただの、某大型家電量販店で余っていただの、静かに待とうと決めた思いを逆なでするものばかり。友人の同業ライターに話を聞くと、注文完了後の到着日を見て即座にキャンセル。地元の大型量販店でたまたま購入できたとのこと。
4月29日注文、5月17日到着と間にゴールデンウィークを挟んだ期間であることを踏まえれば、営業日的には二週間を切る訳ですから、それほど酷いものではありません。ただ、その間のミシュカ(未出荷: 某掲示板で生まれた造語)にヤキモキし、前述の罪のない書き込みにイライラする日々は堪えました。
人気商品の注文はハマる、ということは過去にも実体験してきましたが、今回のように市場で流通しながらもオンライン注文で遅延が発生するのは初めて。労することを避けた分、フラストレーションがたまるショッピングでした。
喉元過ぎれば熱さを忘れるではありませんが、購入までの苦労は既に忘却の彼方。今現在の問題は届いたiPad 2をどのように活用するかという点です;-D。到着直後ということで、iPod用アプリケーションの紹介サイトやムックなどを見ながら、iTunes Storeで散財する日々が続きそうです。
さて、Internet Explorer 9の「新しいタブページ」には、履歴情報を元にアクセス頻度の高いサイトを表示する「よく使うサイト」が用意されています。マウスポインターを重ねますと、よく使うサイトを削除できるため、こまめに整理している方もおられるのではないでしょうか(図01~02)。
しかし、新しいタブページに並ぶよく使うサイトは、5×2=10サイトしかありません。本機能が持つ役割と狭いデスクトップ環境であれば至極当然ですが、より多くのサイトを並べて使いたいと思われる方もおられるでしょう。そこで今回は、Internet Explorer 9のよく使うサイトに表示されるWebサイト数を拡張するチューニングをお届けしましょう。
1.Internet Explorer 9起動中の場合は、一度終了させます。
2.管理者権限で「regedit」を実行します。
3.レジストリエディターが起動したら、HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Internet Explorer \ TabbedBrowsing \ NewTabPageまでキーをたどって開きます。
4.右ペインにDWORD値「NumRows」を作成します。
5.DWORD値「NumRows」のデータ値を「5」に変更します。
6.[F5]キーを押してから、レジストリエディターを終了させます。
これでチューニングが終了しました(図03~08)。
図04: レジストリエディターが起動したら、HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Internet Explorer \ TabbedBrowsing \ NewTabPageまでキーをたどって開きます |
では、結果を確認してみましょう。Internet Explorer 9を起動し、<新しいタブ>をクリックするか[Ctrl]+[T]キーを押して、新しいタブを開いてください。同じように新しいタブには、よく使うサイトが列挙されますが、今度は五列まで拡張されているはずです。最初の図01と見比べるとその差がわかるのではないでしょうか(図09)。
ステップ04~05で編集したDWORD値「NumRows」が、新しいタブの表示行数を管理しており、設定可能なデータ値の範囲は「2」から「5」までとなります。本チューニングのように最大値を設定しますと、縦解像度が1080の環境でもスクロールバーが表示されてしまいますので、お使いの環境に合わせて調整してください。
それでは、また次号でお会いしましょう。
阿久津良和(Cactus)