2022年8月4日前後にStableチャネル(安定版)Microsoft Edge(以下、Edge)バージョン104の提供が予定されている。大きな変更はないものの、BetaチャネルのChangelogによれば、初回実行エクスペリエンス中にGoogle Chromeを使用せずに、Google Chromeデータをインポートする機能が加わった。

少々気になる機能なので、Beta版Edgeで機能を確認してみた。最初にEdgeを起動すると従来とは異なるOOBE(Out-Of-Box Experience)が始まる。

  • Edgeバージョン104.0.1293.25のOOBE。最初に「確認して続ける」をクリック/タップする

何年もの間Edgeを新たにインストール機会はなく、登場当初と大きく異なるOOBEは目を見張るものがある。感心しながら先に進むと、冒頭で述べたGoogle Chromeのデータインポートをうながされた。以下が主な流れだ。

  • 「Googleにサインインして続行する」をクリック/タップする

  • 続いてパスワードを入力したら「次へ」をクリック/タップする

  • Googleアカウントのデータ量に応じて所要時間は異なるが、インポートを終えたら「続行」をクリック/タップする

従来のEdgeが備えていたインポート機能は、Google Chromeをインストールしなければならなかったが、今回の改善で直接Googleアカウントに格納されたデータを直接インポートできる。ただし、今回試してみた限りではインポートに失敗した。

  • 数分後に図のメッセージが現れた

すでにEdgeをメインブラウザーにしている方には不要な機能ながらも、「そろそろEdgeに乗り換えるか……」と思案している方には興味深い機能となりそうだ。