本連載のネタを考えようとWindows 11のデスクトップを眺めていたところ、タスクバーにピン留めしたボタンが目に付いた。Windows Vista時代から大きく変化していないものの、Windows 11はFluentデザインを基調にしているため、若干の変化が生じている。
上図はCanaryチャネル版Microsoft Edge(以下、Canary版Edge)は未起動、安定版Microsoft Edge(以下、安定版Edge)は起動中の状態。ボタン下部に太い罫線が加わっていることにお気付きだろうか。この状態からCanary版Edgeを起動し、アクティブウィンドウにすると、罫線が青色に変化した。また、ボタン自体に半透明の立体効果であるアクリルも加わる。
タスクバーにピン留めしたボタンは、アプリの状態を示す役割を担っているが、ファイルのダウンロードを開始すると、罫線が進捗を示すプログレスバーに変化する。
アプリを複数起動するとボタンが重なったような効果が加わるのも従来と同じ。ただし、下図のように4つのCanary版Edgeを起動しても、2つに減らしてもボタンの効果は変化しない。
筆者が見落としている効果もあると思うが、この数カ月で気付いたのはこの程度である。最後にエクスプローラーの効果を紹介したい。下図は別PCからネットワーク経由で4TB近いファイルをコピーしているシーンだ。ファイル数も12万超のため、コピー前にファイルの順序を整理する処理中は、プログレスバーが素早く動き回る。