Microsoftは米国時間2021年8月19日、Windows 11のISO形式ファイルを公開した。これまでWindows 11はWindows Insider Programに参加してきたユーザー向けに更新プログラムの形で提供されていたため、新たに試すことはできなかったが、これで自社アプリの動作検証が可能になる。

なお、ダウンロードページへのアクセスには、Windows Insider Programへの参加が欠かせない。個人ユーザーはMicrosoftアカウント、法人ユーザーは職場または学校アカウントを用意して登録してほしい。

  • ダウンロードページにアクセスし、ドロップダウンリストからDevチャネルもしくはベータチャネルのWindows 11 Insider Previewを選択する

  • 選択後は「Confirm」をクリック/タップする

  • 次に現れるドロップダウンリストでは言語の選択が可能だ。「Japanese」を選択し、「Confirm」をクリック/タップする

  • 提示されたボタンをクリック/タップすると、ISO形式ファイルのダウンロードが始まる

実機にWindows 11 Insider Previewをインストールするのであれば、Rufusに代表される起動可能なUSBメモリー作成ツールを使い、Hyper-Vなどの仮想環境にインストールする場合は、そのままISO形式ファイルを使用するといいだろう。大きく変化したWindows 11のOOBE(Out-Of-Box Experience)をご覧いただきたい。

  • Hyper-VでISO形式ファイルを起動。第一段階は従来のWindowsと同じである

  • 再起動後の第二段階はWindows 11のデザインを取り込んだOOBEが現れる

なお、Windows 11 Insider Previewの最新版はビルド22000.160(Devチャネル)だが、ISO形式ファイルのWindows 11 Insider Previewはビルド22000.132である(Dev・ベータとも。2021年8月27日時点)。選択したチャネルに応じて更新してほしい。