本稿はWindows 11 Insider Preview ビルド22000.51を元に執筆しています。

Windows 11はWindows 10をベースに改良を加えたOSである。そのため、Windows 10で培ったキーボードショートカットキーの操作も大半は有効だ。

  • 左はWindows 10、右はWindows 11で「Win」+「A」キーを押した状態

上図は「Win」+「A」キーでアクションセンターを呼び出すシーンだが、ご覧のとおり通知を取り除いたシンプルな構成だ。各アクションの状態や、ディスプレイの輝度を調整するスライドバーなどが並んでいる。

では、通知をどのように呼び出すのかといえば、「Win」+「N」キーが割り当てられた。本ビルドでは、カレンダーと共に通知を確認できる。なお、プレビュー版PowerToysをインストールした環境では「Video Conference Mute」のキー割り当てと衝突してしまうので、PowerToysユーザーは再設定が必要だ。

  • 「Win」+「N」キーを押した状態。未確認の通知を確認できる

話題のウィジェットは「Win」+「W」キーで呼び出せる。Windows 10の「ニュースと関心事項」は筆者が知る限り、マウス操作を必要とするが、気になった場面で同キーを押せば、天気や日々の出来事を確認できるのは便利だ。

  • 「Win」+「W」キーを押すと、ウィジェットを呼び出せる

最後に紹介するのはウィンドウのスナップ機能に割り当てられた「Win」+「Z」キーで、ウィンドウレイアウトを再配置するメニューが現れる。長年Windowsはキーボードを使ってウィンドウサイズを変更してきたが、各種操作はWindows 11でも利用可能だ。

  • 「Win」+「Z」キーを押すと、ウィンドウレイアウトを再配置するメニューが現れる