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使用する拡張機能名とURLをテキストにまとめる

Chromiumベースの新Microsoft Edgeは同期機能を刷新し、Google Chromeと同様にChromeウェブストアで配布している、インストール済み拡張機能も同期対象に加える予定だ。ただし、本稿公開時点で拡張機能の同期は未実装。最新の進捗状況を確認できるCanaryチャネルも同様である。

  • 新Microsoft Edge Canaryチャネルの同期設定ページ。近日中に実装する同期項目の1つに拡張機能がある

再インストールの場面が多い筆者としては、いの一番に実装してほしい機能だが、こればかりはMicrosoft開発陣の鋭意努力を待つほかはない。だが、複数のPCを初期化すると拡張機能の再インストールも一苦労である。そこで試してほしいのが、単純だが以下の方法だ。

  • クリッカブルURL(URLをダブルクリックすると関連付けたWebブラウザでWebページを開く機能)対応のテキストエディターで、使用する拡張機能名とChromeウェブストアの該当URLをまとめる

  • 任意のURLをダブルクリック/タップするとWebブラウザで拡張機能のページが開くので、「Chromeに追加」ボタンをクリック/タップして拡張機能をインストールする。これをリストぶん繰り返す

今回は「秀丸」を使用しているが、クリッカブルURLに対応するテキストエディターであれば、どのようなアプリケーションを使用しても構わない。また、筆者は外出先からISOイメージのような大きいファイルをダウンロードする際、デスクトップPCで起動したアプリケーションを使用している。このようにPCによってインストールする拡張機能が異なる場合は、切り分けておくと便利だ。

作成した拡張機能リストファイルは、OneDriveなどクラウドストレージが参照するフォルダーに格納しておけば、各PCに同期するため、拡張機能再インストール時も操作も最小限で済む。

阿久津良和(Cactus)