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PowerShellで一発削除

Windows 10 バージョン1803(April 2018 Update)では、言語を削除できないトラブルが一部で発生しているという。Windows 10で使用する既定の言語を削除できないのは当然としても、第2言語、第3言語でも「削除」ボタンが有効にならないそうだ。

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    こちらは筆者がフォトレタッチで作成したものだが、図のように「削除」ボタンがグレーアウトするという

例えば、上図は英語(米国)が削除できない状態だが、英語(インド)や英語(アイルランド)など同系統の言語をインストールすると、再び「削除」ボタンが有効になるケースも。何らかのコンフリクト(衝突)が起きているのだろう。

言語のインストール・アンインストールは時間を要するため、Windows PowerShell(以下、PowerShell)で削除したほうが早い。

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    「Win」+「X」キー→「A」キーと押すか、スタートボタンを右クリック/長押しし、「Windows PowerShell(管理者)」をクリック/タップ

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    プロンプトに「Get-WinUserLanguageList」と入力して「Enter」キーを押し、削除したい言語の「LanguageTag」をメモ

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    下記囲みにある「言語名」を削除対象のLanguageTagに変更してから、プロンプトにコピー&ペースト

$Lang = Get-WinUserLanguageList
$MarkeLang = $Lang | where LanguageTag -eq 「言語名」
$Lang.Remove($MarkeLang)
Set-WinUserLanguageList $Lang -Force

ポイントは上記の手順にある「LanguageTag」の確認。削除対象となる言語を指定し、コマンドレットによる削除と、残った言語の既定化を行っている。

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    「設定」の「地域と言語/地域と言語」を確認すると、削除できたことを確認できる

今回の操作でも削除できない場合は、再起動して優先言語の順位を変更するといった試行錯誤を行うと、改善する可能性が高い。もし、同様のトラブルに巻き込まれたときの一助になれば幸いだ。

阿久津良和(Cactus)