杉山知之
1954年東京都生まれ。1979年に日本大学大学院理工学研究科修了後、日本大学理工学部助手に就任。1987年より、MIT メディア・ラボ客員研究員を務めたのち、国際メディア研究財団・主任研究員、日本大学短期大学部専任講師を経て、1994年10月、デジタルハリウッド設立。現在は、デジタルハリウッド学校長とデジタルハリウッド大学大学院学長を兼任する

写真編集ソフトの定番「Photoshop」が、今年で25周年を迎えます。そこで、フォトグラファーやデザイナー、イラストレーターなど、このソフトを愛用している各界のクリエイターに、アニバーサリーイヤーを記念して、ご自身とPhotoshopに関するエピソード、そしてPhotoshopへのお祝いの言葉を寄せていただきました。

今回ご登場いただくのは、Webデザインやグラフィックデザイン、3DCGなど、デジタルコンテンツ制作の実践講座を多数展開するクリエイター育成機関「デジタルハリウッド」創設者の杉山知之さんです。

――はじめて触れたPhotoshopのバージョンと「第一印象」は?

1990年から使っているので、最初のヴァージョンと思われます。第一印象は、「これで写真の修正ができる」と興奮したのを覚えています。パソコンの画面上で思い切り拡大して、1ピクセルずついじっていました。

――普段の業務・活動におけるPhotoshopの使い方を教えてください。

20年前、僕自身がPhotoshop 2.5を教えておりました。今は、自分で撮影した写真のRAWデータをPhotoshopで読み込んで、 加工修正を行っています。

――最もよく使う/気に入っているPhotoshopの機能は?

ポートレート写真を撮ることがほとんどなので、「スポット修復ブラシツール」ですね(笑)。

――最後に、25周年の節目を迎えたPhotoshopへの激励の言葉をお願いします。

今日まで、世界中のあらゆるデジタル系クリエーターの標準ツールとして発展してきた歩みは、いくら称賛しても足りないと感じます。これからも人間のクリエイティビティを触発するツールとして発展していってください。

デジタルハリウッドからのお知らせ

デジタルハリウッド(専門スクール)2015年4月生増設クラス・最終出願受付中

本科CG/VFX専攻<VFXコース><アニメCGコース>
本科デジタルデザイン専攻<インタラクティブコース><ヴィジュアルデザインコース>

1年間という短期でホンモノの実力を身につけるデジタルハリウッドの『本科』。そこには社会人になってから本格的に学び、クリエイティブ業界でのデビューを目指す多くの仲間がいます。現役クリエイターや外部企業によるプロ講師たちや、同じ目標や高い志を持つ仲間たちとの出会い。それは自ら企画し、デザインできる発想力や想像力を鍛え、クリエイターにとって何より価値のある、一生分の強みとなります。かけがえのない"宝"を手にいれるのは、1年後です。(募集締め切り:3月17日 20:00まで/詳細は同校Webページにて参照のこと)