暴走するガチ恋おじさん
Aさんに指名していただき、その後指名を外され元指名嬢になり、「ごめんね」からのGACKTさんのラブレターで仲直り(?)を何度か繰り返していた頃のことです。とうとう「今日こそはお前の部屋に行く」とAさんからLINEがあった後、従業員用出入口前でスタンバイされる、ということがあり、それ以来怖くて某キャバクラには出勤できなくなりました。 1カ月分のお給料を取りに行くこともなく、ロッカールームに置きっぱなしになっていたドレスもそのままです。
銀座だろうと、地方の1セット4,000円のキャバクラだろうと、働く側としてはやることは同じです。男性をおもてなしして、笑顔になっていただき、楽しい夢を見ていただく。なのに、こうも「しんどさ」が違うのかと驚きました。
10万円しかお財布に入っていない方から飲み代をいただくのは怖いです。
疑似恋愛にのめり込むのは危険
今回は「1セット4,000円のキャバクラに通う男性と、銀座のクラブに通う男性の違い」について解説しました。
お財布に100万円が入っている男性にとっての遊びは「気晴らし」でも、お財布に10万円しか入っていない男性はたかが「気晴らし」ごときにお金を使うことはできません。そのため、人生をかけたメインイベントとして、夜の世界の疑似恋愛にのめり込んでしまう方も珍しくないのです。
それにしても、いい大人になっても、情熱を注げるイベントが「恋愛」しかないのは、なんだか寂しい気がしますよね。遊び方を選ぶのは代金をお支払いになるお客様ですから、こちらがああだこうだと口を出すことではありませんが。
節度を持って、お互いにとって安心・安全にお酒を楽しみたいと願います。