「ちょっとeグッズ」は毎日のくらしをちょっとイイ感じにしてくれる、ガジェットのよもやま話を語る連載です。 |
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連日の猛暑、もしいまエアコンが壊れたら……
毎日暑い日が続きますね。3歳の猫を飼っている我が家では、2カ月ほど前からエアコンの常時運転を始めました。しかしある日、仕事から家に帰ってきたところ、エアコンが自動で内部クリーンモードに入っており、部屋が冷えていなかったという恐ろしい事態が発生(幸い猫は元気でした)。
エアコンの内部クリーンモードは、エアコン運転後に内部を乾燥させることで、カビや臭いを抑える機能。半年前にいまの家へ引っ越して来てから初めて迎える夏、一定時間の運転後に自動で内部クリーンするモードになっていたことに気づかなかったのですが、そもそも10年以上前に製造された古いエアコンでもあり、万が一外出中に故障してしまうことも心配です。
そこで遠隔で室内の温度を見守れるアイテム「SwitchBot ハブ2」(直販価格8,980円)を導入しました。
スマートリモコンで外から室温をいつでも確認
「SwitchBot ハブ2」は、温湿度計付きのスマートリモコン。インターネットに接続でき、外出先から室温や湿度をスマートフォンアプリから確認できるほか、搭載された赤外線LEDにより、エアコンを始めとした赤外線リモコンで動く家電を操作できる製品です。
ちなみにMatterというスマートホームの新規格にも対応しているのですが、今回購入したパッケージにはMatterロゴがなく、ベータ版のファームウェア適用後に使えるようでした。今回は初期設定はアプリから無線ネットワークに接続する、という一般的な接続方法でしたが、全く難しいことはなく、アプリDL→アカウント登録→ネットワーク設定(2.4GHz無線LANのみ対応)するだけと、悩むことなく設定が完了。
居間にあるテレビの下に設置した「SwitchBot ハブ2」は、湿度・温度が中央に表示され、余計な情報がなく見やすいところが気に入っています。
温度/湿度/照度センサーがケーブルにくっついているため、部屋の中央で測る温度と比べるとやや低い温度が表示されますが、室温を外出先から知る、という目的の前には特に大きな問題ではありません(そもそも設置場所を調整すれば解決しそうです)。
設定が終われば外出先からアプリを通じ、その時点での部屋の温度・湿度がわかるほか、1日の温度・湿度の推移をグラフでも確認できます。室温がちょっと低い/ちょっと高い、と判断すれば、あらかじめ居間のエアコンを登録した赤外線リモコン機能でエアコンを操作できるようにもなりました。
“突然の内部クリーン開始事件”以降、今のところ老朽化したエアコンも頑張って動いてくれているため、まだ「SwitchBot ハブ2」の活躍の場がないものの、いざというときはすぐ帰宅したり、外出先からエアコンを再起動したりできる安心感は非常に心強いもの。SwitchBot製品をクラウド経由で操作できる機能もあるため、連携するデバイスを他に増やしてもいいなあ、と考え中です。