週末の夜遅くに掲載している「今週のデジタル編集部」。普段の誌面からはちょっとそれまして、編集後記をお送りします。

ChatGPTが無料版でも回数制限付きでGPT-4oにアクセスできるようになったと聞いて試してみたところ、3.5の初期と比べて回答速度が速いことと、回答精度がとても高くなっていることに驚きました。ただし今アクセスしているのがChatGPT-4oかと尋ねたところ、4oではなくChatGPT-4の技術を使ったチャットアシスタント、との回答でした。

小難しい用語を関西弁で解説してもらったらかなりわかりやすくなったので、私の中でChatGPTがIT用語に詳しい関西の兄ちゃんor姉ちゃん的な存在になりつつあります。(編集むらたか)

  • WSL Zero Trustの解説を普通にお願いしたところ

  • WSL Zero Trustの解説を初心者向けに関西弁でお願いしたところ


COMPUTEX 2024の基調講演中、Intelは47分に80回、Qualcommは78分に95回、NVIDIAは107分で126回も「AI」っていうワードを口に出したらしいです。さすがにAIすぎる。

AIと冠して出てくるプロダクトのほとんどはまあ……という感じですが、NPCを本当の人間みたいに動かす「NVIDIA ACE」のデモは今回初めて体験でき、かなりドキっとしました。この間読んだ『BEATLESS』で見た“アナログハック”を現実に体験できる時がもうすぐそこにきている……のかもしれないですが、あれはやっぱりディスプレイから出てきてナンボという気もします。(高菜)

  • 生成AI技術で画面の中のバーチャルヒューマンがマイク入力に対応して応答するというもの。日本ならこの技術をさらに有効活用できると思うんです


スマートフォンをレビューする際、販売される製品相当の機材をお借りできた場合は、当然ベンチマークテストを行います。パフォーマンスに関するテストも行いますが、同じくらい欠かせないのがバッテリーのテスト。

当然、一定時間スマホを動作させてその持続時間を図るわけですが、このところ大容量バッテリーを謳う製品が増えてきて、テスト開始から終了までの時間が長くなったのを如実に感じます。以前は寝る前にスタートすれば翌朝くらいには終了していたように思うのですが、最近はその時点でまだ50%くらい残量があることも。いいぞ、もっとやれ!(O)


iPhone用のAR対戦バトルゲーム「ペチャバト」をはじめ、エンタメ系のARコンテンツに強いGraffityさんにお声がけいただき、Apple Vision Proを体験できました。映像のきれいさはもちろん、指でのジェスチャー操作やアプリの切り替わりの自然さなど、アップルらしい仕上げだな~と感じる部分が多々ありました。

このVision Pro、来週のWWDCでいよいよ日本での販売がアナウンスされるのでは……という噂がありますが、それ以外にもトピックが盛りだくさんなイベントになるのは間違いなさそう。現地から速報リポートをお伝えしますので、お楽しみに!(編集部・磯)