マイナビニュースの姉妹サイトであるiPad/iPhone専門情報サイトiPad iPhone Wire」より、オススメのiPad/iPhoneアプリをご紹介するこの連載。今回ご紹介するのは、ちょっと風変わりな写真編集アプリ『WordFoto』。「iTunes Rewind 2011」の「写真/ビデオ」カテゴリにピックアップされた1本で、写真に大小さまざまな文字をはめ込むことができるというものだ。

文字で画像を埋め尽くすことができる

『WordFoto』がどんなアプリなのかを理解してもらうには、スタート画面を見てもらうのが早い。ご覧のように、指定した画像を文字を埋め込んだものに変換することができるアプリだ。普段見慣れた写真などを使うとちょっとおしゃれでモダンな雰囲気になり、全く違う印象を受ける。

『WordFoto』のスタート画面

細部を拡大しても文字、文字……

変換する画像はカメラロール内の画像などを自由に指定できる

先の画像の元画像はこちら。同じ画像なのは間違いないが、印象が全然違う

使う文字列はあらかじめ用意されているものを使ってもいいし、新しく自分で入力することもできる

デフォルトで入っている画像には「YOUR」「WORDS」「IMAGE」という単語が入っているが、別の文字をいろいろなフォントで使うことが可能で、これがなかなか面白い。「I'm Sorry」「Happy Holidays」といった文字列が22種類のテンプレートとして用意されているほか、もちろん自分で新しく文字列を作成して追加することも可能。そちらの方が創作意欲が沸くかもしれない。

エフェクトやトーンも搭載、SNSへの投稿も可能

この『WordFoto』は、画像に文字を入れるだけでなく、エフェクトやトーン、色彩バランスやフレームなどの編集も可能となっている。画像に文字を入れなくてもこれらの機能は使うことができるので、単純に簡単な画像編集アプリとして使うのもよいだろう。幅広い実用性を持っているので、色々なシーンで活躍しそうだ。なお。このアプリでで加工・編集した画像はそのままiPhoneのライブラリに保存できる。また、Facebookとも連動しており、「Share」のコンテンツから共有可能だ。

エフェクトやトーンなども使える。作成した画像はFacebookに送ったりも可能だ

気になるのがロード時間など、若干重さが気になるところ。また、環境によっては特にエフェクトなどの編集中、希にフリーズしてしまうこともあった。

『WordFoto』は使い道の広いアプリだ。SNSサービスなどの普及により写真加工が必要なシーンは一般人の間でも増えてきている。また、友人などと顔写真を撮り合って文字を入れて編集してみるのも面白そうだ。全体として、ちょっと一風変わった画像加工アプリとして持っておいても損はないだろう。

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(提供:iPad iPhone Wire)