iOS 18.4のアップデートにより、iPhoneでApple Intelligenceの一部機能が利用できるようになりました(*)。Apple Intelligenceは、メールやメモ、カメラといった、日頃から使い慣れたアプリに組み込まれ、いつもの使い勝手をサポートしてくれることが特徴です。

今回は「Image Playground」を使って画像を作成する方法をご紹介します。

*対応モデル
iPhone 16シリーズ、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Max

「Image Playground」は、iOS 18.4で新しく追加されたApple Intelligence(以下、AI)による画像生成アプリです。テーマを選択したり、キーワードや写真を指定して、様々なタッチの画像を生成することができます。

(1)手軽にお試し! テーマをタップして画像を生成する方法

まず、用意されたテーマを使って画像を生成してみましょう。Image Playgroundの機能を手軽に試したい場合に最適です。

  • 「Image Playground」アプリを開くと、画面下部にテーマのアイコンが並んでいます。スワイプするとさらに複数のテーマが表示されます。お好みのテーマをタップすると画像生成が始まります

  • テーマは複数選択できます。下部のアイコンを左右にスワイプして、追加したいテーマをタップ。画像は自動的に次の候補が生成され、スワイプすると別のバリエーションを見ることができます。お好みの画像が生成されたら右上の[完了]をタップ

  • 画像生成が完了しました。上部の[<]をタップすると、生成した画像の一覧画面に移動します。次にアプリを開いた時は、この一覧画面の[+]をタップして生成を始めます

(2)説明を追加してイメージに近づける! キーワードから画像を生成する方法

次に、キーワード入力で生成してみましょう。言葉を追加することで、描きたいものに近づけていくことができます。

  • 新規画像生成画面を開き、下部の入力欄にキーワードを入力。画像の生成が始まります

  • 入力欄をタップしてキーワードを追加すると、画像が変化します。より具体的なキーワードを追加していきましょう。逆に、思ったようにいかなかったキーワードは[ー]をタップして除外できます

画像ができたら、上記と同様に[完了]をタップして保存します。

(3)お手本があるから精度が高い! 写真から画像を生成する方法

次に、ライブラリにある写真を元に画像を生成してみましょう。写真のイメージを活かしてイラスト化するだけでなく、要素を足したりシチュエーションを変えたりして、イマジネーションの幅を広げることができます。

  • 画面右下の[+]をタップ。[写真を選択]をタップします。ライブラリが開いたら、使いたい写真を選んでタップします

  • 写真を元に画像が生成されました。お好みで、テーマやキーワードを追加することができます

画像ができたら、上記と同様に[完了]をタップして保存します。

画像のタッチや追加要素をアレンジする方法

画像生成の途中で、異なるタッチに変更したり、写真から要素を追加して、アレンジを加えることができます。

  • 画像生成の画面で右下の[+]をタップ。[アニメ][イラスト][スケッチ]をタップすると画像のスタイルを変更できます

  • 生成の途中で、写真を要素に加えることもできます。上記と同様に画像生成の画面で右下の[+]をタップし、[写真を選択]からライブラリの写真を追加します

生成した画像を再編集する方法

Image Playgroundでは、一度生成した画像を再度開いて編集し直すことができます。タッチを変更したり、テーマやキーワードを追加・削除してやり直したい場合などに便利です。

  • Image Playgroundを開き、過去に生成した画像の一覧から再編集したい画像をタップ。[編集]をタップします

  • 編集画面が開きました。画像をタップして、スタイルを変更したり、テーマやキーワードを追加・削除して、再度生成することができます。画像ができたら[完了]をタップ

  • 元の画像に上書きで保存する場合は[保存]をタップ。元の画像を残し、新たな画像として保存する場合は[複製として保存]をタップします。[複製として保存]するとこのようになります