毎日何気なく操作しているiPhone。不便は感じていなくても、もしかしてもう少し手早くできるかも。毎日のことだから少しの違いが大きな効率化になります。ここでは4つの小技をご紹介します。

<1>3本スワイプでUndo/Redo

パソコンではよく使われる「取り消し」操作。[Ctrl+Z]または[command+Z]で、一つ前の操作をなかったことにする機能です。iPhoneでは「シェイク」(iPhoneを振る動作)で知られていますが、実は3本指スワイプの方が手早く操作できます。

  • iPhoneを振る(シェイク)→[取り消し]タップで取り消しが実行されますが、2段階の操作が必要です

  • 3本指で左へフリック。シェイクより手早く取り消しを実行できます

逆に、3本指で右へフリックすると、取り消した操作をやり直せます(Redo)。

<2>3本ピンチでコピー&ペースト

文字列のコピーは普通、選択→タップ→メニューから[コピー]を選択します。これを手早く行うには、選択→3本ピンチイン(つまむ動作)します。ペーストも、メニューを使わず3本ピンチアウト(広げる動作)でOKです。

  • 文字列を選択してタップ→メニューが出たら[コピー]。メニューを表示させる操作が必要です

  • 文字列を選択したら3本ピンチインするだけでコピーできます

  • ペーストも3本ピンチアウトで手早く完了します

<3>ホームバーでアプリ切り替え(Face IDモデルの場合)

ホームボタンがない機種でアプリの切り替えを行う場合、ホームバーを上にスワイプ&ホールドしてアプリ切り替え画面(アプリスイッチャー)を表示して行います。しかし、ホームバーを左右にフリックすることで手早く切り替えが可能です。

  • ホームバーを上にフリックしてホールド(一時停止)。アプリスイッチャーが表示されます

  • ホームバーを左右にフリックして手早くアプリの切り替えができます

<4>パスコードを4桁にする

iPhone 12以降はマスクのままロック解除が可能になりましたが、それ以外のモデルでは非対応です。パスコードを4桁にすることで、入力の手間を多少削減できます。

  • 「設定」を開き、[Face IDとパスコード]→現在のパスコードを入力します。[パスコードを変更]をタップ

  • 現在のパスコードを入力。「新しいパスコードを入力」の画面が出たら[パスコードオプション]をタップし、[4桁の数字コード」を選択

  • 4桁のパスコードを入力。確認のためにもう1度入力すると、設定が変更されます