先日行われたAppleのイベントでは、大方の予想通り新しいiPhoneは発表されませんでしたが、翌日にiOS 14がリリースされました。すでにアップデート済みの方も多いかと思います。今回からiOS 14の新機能をご紹介していきます。

まずは、アプリを整理する新しい方法「Appライブラリ」と、一部のホーム画面を隠しページにできる「ホーム画面の非表示」です。

自動でカテゴリ分けして一覧表示する「Appライブラリ」

ホーム画面の一番最後のページを開き、さらに右から左へスワイプすると、見たことのない画面が出てきます。これが「Appライブラリ」です。iPhoneに入っている全アプリを自動的に分けして一覧表示できます。

  • ホーム画面の最後のページをさらにスワイプすると、Appライブラリが表示されます。iPhone上の全アプリが自動的にカテゴリ別に整理されています

  • 大きなアイコンをタップするとアプリが起動。小さなアイコンはフォルダが開きます。「提案」には時間帯や位置情報に合わせて使用される可能性が高いアプリが表示されます。検索では1文字で素早く候補が出てきます

  • 画面を引き下げるとリスト表示に。アルファベット→五十音→数字の順にアプリが並び、右端のインデックスで素早く移動できます

使わないホーム画面を"隠しページ"にする方法

Appライブラリと組み合わせて活用したいのが、不要なホーム画面を"隠しページ"にする機能です。あまり使わないけど削除したくないアプリが溜まって無駄にホームの枚数が多い方は、今すぐお試しください。

  • ホーム画面を長押しして編集可能な状態にし、下にある小さな丸が並んでいる部分をタップします→ホーム画面全ページが一覧表示されます

  • あまり使わないページのチェックを外して「完了」→ホーム画面に戻ったら「完了」をタップ

  • チェックを外したページが非表示になり、すぐにAppライブラリにたどり着けるようになりました

これなら「よく使うアプリ（1枚目）」「たまに使うアプリ（2枚目）」くらいを残しておき、あとは必要に応じてAppライブラリから開く形で十分に対応できます。

最初は少し戸惑うかもしれませんが、慣れればこの方が早いです。よく使うアプリ以外はごちゃごちゃ…という環境から脱却したい方はぜひお試しください。

非表示にしたホーム画面を再度表示させる方法

やっぱり元に戻したい、という場合は下記の手順で隠したホーム画面を再度表示できます。

  • ホーム画面を長押しして編集可能な状態に。下にある小さな丸が並んでいる部分をタップします→表示させたいホーム画面にチェックして「完了」をタップ

  • 編集画面に戻ったら「完了」をタップ→隠れていたホーム画面が元に戻りました