iPhoneのバッテリー、いつも何にどれくらい使っているかご存じですか? 妙に減りが早いと思ったときは、どのアプリが多く消費しているのかチェックしてみましょう。使い方の工夫や設定によって、多少の節約が可能かもしれません。

バッテリー消費の多いアプリはどれか、確認してみよう

バッテリーの使用状況は「設定」→「バッテリー」の項目で確認することができます。全体的な消費量だけでなく、アプリ別に消費量の多い順位とその割合も表示されます。

  • 「設定」→「バッテリー」を開く

  • バッテリー残量を時間ごとに記録したグラフが表示されます。下へスクロールすると、アプリ別バッテリー使用状況が表示されます(消費量の多い順)

  • グラフと使用状況は、「24時間以内」と「過去10日間」の情報をそれぞれ確認することができます

アプリの設定でバッテリー消費を抑制するには

バッテリーを節約するには消費量の大きいアプリの使用を控えることがもっとも効果的。ですが、使わないわけにはいきませんよね。そこで、「設定」でできる2つの節約ポイントを見直してみましょう。「Appのバックグラウンド更新」と不要な「通知」の停止です。

Appのバックグランド更新を停止する方法

「Appのバックグラウンド更新」とは、使用中のアプリを切り替えた際、ウラに回ったアプリが自動的に情報を更新する機能です。例えば、マップのナビゲーション中に別のアプリに切り替えても位置情報を更新し続ける、音楽再生中に別のアプリに切り替えても再生を継続する、といった場合に役立ちます。

しかし、それほど重要でないアプリではこの機能をオフにすることで多少のバッテリー節約につながります。バッテリー消費が多いアプリの「Appのバックグラウンド更新」がオンになっていたら、オフに変更しておきましょう。

  • 「設定」を開き「一般」→「Appのバックグラウンド更新」の順にタップ

  • バッテリー消費が多かったアプリを探し、オンになっていたらオフに切り替えます

不要な通知を停止する方法

「通知」はメッセージやリマインダーなど大事な新着情報を見落とさないために必要な機能。ですが、数が多すぎると大切なものが埋没してしまうだけでなく、バッテリーも無駄に消費してしまいます。不要な通知はオフにしておくのがおススメです。

  • 「設定」を開き「通知」をタップ→アプリ一覧が表示されたら、通知をあまり使わないものを選択

  • 通知の設定画面が表示されます→「通知を許可」をオフに。他の各アプリについても、通知が不要なものは同様にオフに設定していきます