iPhone 6s以降の機種をお使いのみなさん、iPhoneの画面「押して」ますか? 実はiPhoneには、タップではなく「押す」操作によってアプリの一部のメニューにショートカットできる機能があるんです。今回はその機能「3D Touch」を活用してみましょう。

3D Touchの使い方

前回もご紹介しました3D Touchですが、ロック画面だけでなくホーム画面でも使用することができます。

  • 3D Touchは、軽く力を入れて画面を押し込むような操作です。iPhoneがプルっと振動します

ホーム画面でアプリのアイコンを3D Touchすると、アプリの機能を直接開くことができるショートカットメニューが表示されます。メニューの内容はアプリによって異なります。例えば「設定」ならこんな感じです。

  • 「設定」アプリを3D Touchすると、このようなメニューが表示されます

  • メニューをタップすると、それぞれの項目をダイレクトに開くことができます

また、「天気」ではアプリの縮小表示画面(ウィジェット)が表示され、アプリを開くことなく予報をチラ見することができます。登録した他の地点をダイレクトに開くことも可能です。

  • 「天気」アプリを3D Touchすると、登録された地点の天気が表示されます

  • 地名をタップすると、その地点の天気をダイレクトに開くことができます

なお右上に表示されている「ウィジェットを追加」をタップすると、ホーム画面1枚目の左側にあるウィジェット画面にこの表示が追加されます。ウィジェット画面とは、複数のアプリのウィジェットを集めて並べたページです。

  • 「ウィジェットを追加」をタップすると、ホーム画面1枚目の左側にあるウィジェット画面にこのアプリが追加されます。ウィジェットを追加しても、アプリを3D Touchした時の表示は変わりません

いろいろなアプリを3D Touchしてみよう

他にもいろいろなアプリが3D Touchに対応しています。よく使うアプリのアイコンを押してみると、何か発見があるかもしれません。

  • カレンダーは直近の予定を表示。「イベントを追加」で新規イベント作成画面が開きます

  • カメラはセルフィーやビデオ撮影、ポートレートモードをダイレクトに開くことができます

  • ミュージックでは最近聞いたアルバムを1タップで再生開始

Apple純正アプリだけでなく、その他のアプリでも多くのものが3D Touchに対応しています。

  • Evernoteはウィジェットに最後に開いたノートを表示。新規ノートやリマインダーの作成画面をダイレクトに開けます

  • LINEは「通知の一時停止」で会議中などに通知が届いてしまうことを防げます

  • InstagramやTwitterなどSNS系は新規投稿メニューが定番。タイムラインを読み込むことなく投稿画面を開けます