米Appleは10月27日(現地時間)、M6チップを搭載した24インチの一体型デスクトップ「iMac」を発表した。
iMacの更新は、M4搭載モデルが登場した2024年10月以来、約2年ぶりとなる。処理性能とAI性能に加え、通信機能やSSDを強化した。日本では10月29日午前2時10分から予約を受け付け、11月6日に発売する。カラーはブルー、パープル、ピンク、オレンジ、イエロー、グリーン、シルバーの7色で、価格は249,800円(税込)から。
M6チップは、10コアCPU/10コアGPUと12コアCPU/12コアGPUの2構成を用意する。前世代は8コアCPU/8コアGPUと10コアCPU/10コアGPUであり、それぞれCPUとGPUが2コアずつ増えた。ユニファイドメモリは16GBを標準搭載し、10コアCPUモデルは最大24GB、12コアCPUモデルは最大32GBに構成できる。
GPUは各コアにNeural Acceleratorを内蔵する。Neural Engineはデュアル16コア構成となり、Appleによれば、AI演算性能は前世代比で最大2倍に向上した。メモリ帯域幅もM4の120GB/sから約42%増の最大170GB/sに拡大し、デバイス内で大規模言語モデル(LLM)を動かす処理能力を強化した。
SSDの読み書き性能も、M4搭載モデル比で最大2倍に向上した。アプリの起動をはじめ、写真ライブラリや動画編集プロジェクトなど、大容量データの読み込み速度が向上する。
Appleによると、M4搭載iMacとの比較で、Microsoft Excelなどを使った処理は最大1.5倍、Affinityでの写真編集などのグラフィックス処理は最大2倍高速になった。LM Studioでのプロンプト処理では、オンデバイスAIの性能が最大5倍に向上したという。
通信機能は、前世代のWi-Fi 6EとBluetooth 5.3から、Wi-Fi 7とBluetooth 6に更新された。12コアCPUモデルは2.5Gb Ethernetを装備し(10コアCPUモデルはオプション)、従来のギガビットEthernetから有線LANの最大通信速度が向上した。10コアCPUモデルはThunderbolt/USB 4ポートを2基、12コアCPUモデルはThunderbolt 4ポートを4基備える。
ディスプレイは、前世代と同じ24インチ4.5K Retinaディスプレイである。画面解像度は4480×2520ピクセル(218ppi)、輝度は500ニトで、P3の広色域と10億色に対応する。12コアCPUモデルでは、映り込みを抑えるNano-textureガラスを選択できる。デスクビューに対応する12MPセンターフレームカメラや6スピーカーシステムも前世代から引き継いだ。
税込価格は、10コアCPU/10コアGPUモデルが249,800円から、12コアCPU/12コアGPUモデルが289,800円から。ストレージは256GB SSDを標準搭載し、10コアCPUモデルは最大1TB、12コアCPUモデルは最大2TBを選択できる。




