YouTubeは、次世代動画コーデック「AV2」を使った動画配信を開始する方針を明らかにした。Web向けのAV2ストリームは早ければ2027年初頭に提供する予定。

  • 次期映像コーデック「AV2」がはやくもYouTubeで使えるように? Web版では2027年初頭にも導入へ

    次期映像コーデック「AV2」がはやくもYouTubeで使えるように? Web版では2027年初頭にも導入へ

AV2は、Alliance for Open Media(AOMedia)が2026年6月に仕様を公開したロイヤリティフリーの動画コーデック。AV1と比べて約30%高い圧縮効率を実現するとしており、より少ないデータ量で高画質な映像を配信できるほか、マルチストリーム映像、リアルタイム通信、高フレームレート、HDRなども強化している。

YouTubeのEngineering DirectorであるDes Keane氏はブログのなかで、視聴時間で重み付けしたYouTubeの動画カタログの90%以上がAV1で利用可能になっていると言及(2026年3月19日時点)。AV1より高い映像品質をユーザーに提供できるほか、新たなマルチビデオ機能も実現できるとしている。

GoogleもAV2のChromeでの再生をすでにデモしており、このほかNetflixやPrime VideoもAV2を検証中。IntelはAV2向けエンコーダ「SVT-AV2」の開発を進めるなど、エンコードやデコード、互換性試験、ハードウェア対応に向けた取り組みも始まっている。