サムスン電子は、Works with SmartThings(WWST)認証ブランドに対応するコネクテッドリビングプラットフォーム「SmartThings」の最新アップデートを発表した。
今回のアップデートでは、ホームタブの最上部に「SmartThings Now」を新たに導入し、表示や操作性を刷新するとともに、ローカルコントロール機能を拡充。これにより、ユーザーは必要な情報を確認し、より簡単に操作できるようになるとともに、接続デバイスをより安定して管理できるという。
「SmartThings Now」は、ホームタブの最上部にカード形式で表示され、従来の「Home Insight」をさらに発展させ、ユーザーに必要な情報と、その場で実行できる操作を組み合わせて提示することで、パーソナライズされた提案を強化した。ユーザーの状況に応じた情報や操作を提案し、より簡単で直感的な操作を実現する。
たとえば、高齢の親など「Family Care」メンバーのデバイスが長時間使われていない場合、見守る側のユーザーに対して、安否確認や電話ができる「ケアカード」を表示してくれる。また、事前に登録した自宅の近くに到着すると、照明や空気清浄機をあらかじめオンにするよう提案する。ユーザーがその操作を行うと、次回以降、同じ操作を自動で実行できるよう、ルーティンの作成も案内してくれる。このようにユーザーの選択や状況に応じて、次に行うと良い操作を案内することで、必要な機能を見つけやすく、利用しやすくする。
また、「SmartThings Now」は、利用パターンに基づき、ユーザー一人ひとりに最適化される。過去1週間の利用状況を分析し、ホームタブの「お気に入り」に登録されたデバイス、サービス、ルーティンの見直しを提案。たとえば、涼しい季節に入り、エアコンの使用頻度が低下した場合は、エアコンのカードの削除を、季節の変わり目にAirDresserの利用が増えてきた場合はAirDresserのカードの追加を提案してくれる。また、「SmartThings Now」内の「Routine Insight」カードから、過去1週間のルーティン実行状況を詳しく確認でき、不要になったルーティンを削除することもできる。
刷新したホームタブでは、ダッシュボード、デバイスカード、サービスカードといった主要な情報を整理し、それぞれの情報に適した、見やすい形式で表示。サービスカードには、表示スペースを効率的に活用するデザインを採用した。1画面でより多くのサービスを見やすく表示するとともに、デバイスの状態や数値などの情報を確認できる。また、「Live Wallpaper」は時間帯に合わせて自然に変化し、画面に動きのある演出を加える。さらに、よく使う機能にアクセスしやすいよう、画面下部に「Floating Bar」を新導入。最新のOne UIのデザイン方針を反映し、大画面のスマートフォンでも片手で操作しやすくする。
SmartThingsは、ローカルコントロール技術を新たに導入している。自宅のネットワーク環境が変化したときや、外部のインターネット回線に障害が発生したときも、接続デバイスを安定して操作し続けられるという。
モバイルデバイスとSmartThings Hubが同じWi-Fiネットワークに接続されている場合、クラウドを経由せず、直接指示を送ることができる。クラウド経由の操作と比べて、応答時間を約30%短縮できるため、ネットワークが一時的に不安定になっても、接続デバイスの操作を続けやすくなる。
SmartThingsは、モバイルデバイスが自宅にあるか外出先にあるかに応じて、ローカルコントロールとクラウド経由のリモートコントロールを自動で切り替えを行う。また、「Offline Device Diagnostics」ページも刷新。登録済みのすべてのデバイスに新しいネットワーク情報をまとめて反映できるため、オフラインになったデバイスの接続を復旧しやすくなる。
さらに、Connectivity Standards Alliance(CSA)が策定した最新のスマートホーム接続規格「Matter 1.6」に対応し、安定性とグループ制御の性能を高めた。あわせて、以下の4種類のデバイスカテゴリーにも新たに対応する。
- Energy Meters:リアルタイムで電力をモニタリング
- Closures:特殊なタイプのドアやゲート
- Irrigation:スプリンクラーなどの灌漑デバイス
- Soil Sensors:土壌の状態を計測
