米Appleは3月23日(現地時間)、年次開発者カンファレンス「WWDC(Worldwide Developers Conference)26」を、6月8日から12日までの日程で開催すると発表した。6月8日には基調講演(Keynote)と「Platforms State of the Union」を実施する。

今年もオンライン形式での開催となり、Apple DeveloperアプリApple DeveloperウェブサイトApple Developer YouTubeチャンネルを通じて配信される。会期中は100本超のビデオセッションに加え、開発者や学生はインタラクティブなグループラボや予約制のセッションを通じてAppleのエンジニアやデザイナーと直接やりとりし、技術的な質問や相談ができる。

また6月8日には、Apple Parkで基調講演およびPlatforms State of the Unionのパブリックビューイングを行い、Appleの技術者との交流の場を設ける特別イベントを開催する。参加希望者は、WWDCの特設ページで申し込む。応募対象は「Apple Developer Program」および「Apple Developer Enterprise Program」のメンバー。応募締め切りは太平洋時間(PT)3月30日午後11時59分(日本時間3月31日午後3時59分)となっている。

Appleは今回の発表で、WWDC26では、iOS、iPadOS、macOS、watchOS、visionOS、tvOSなどのプラットフォームの最新情報に加え、新しいソフトウェアや開発者ツール、そして「AIの進歩」を披露すると述べている。

Appleは2025年3月、ユーザーの個人情報や文脈を深く理解し、アプリをまたいだ操作にも対応する「よりパーソナルなSiri」の開発計画を見直し、提供時期を2026年に延期すると発表した。また今年1月には、AI分野におけるGoogleとの提携を明らかにしており、次世代のApple Foundation ModelsにGoogleのGeminiモデルとクラウド技術を採用する。これらは今後のApple Intelligence機能を支える技術の一部となる予定だ。

今年のWWDCでは、各OSの次期バージョンとともに、延期されていた高度なApple Intelligence機能がAppleの各プラットフォームでどのように活用されるかが大きな注目点となりそうだ。