2026年3月、iPhoneの新しいエントリーモデル「iPhone 17e」が発売されました。最新のSoCチップ「A19」とモデムチップ「C1X」を搭載、6.1インチのSuper Retina XDRディスプレイに高耐久性の「Ceramic Shield 2」を備えるなど、10万円以下ながら充実の機能を用意しています。
しかし、リアカメラがシンプルな単眼であることは気になるかもしれません。Android陣営を見回しても、エントリークラスといえど2眼、3眼は当たり前という状況ですから、これでいいのか、と自問自答してしまいそうです。
iPhone 17eのカメラは、約4,800万という画素数の「48MP Fusionカメラ」です。iPhone 15から採用が始まり、iPhone 17 Pro/Pro Maxを含む上位モデルにもメインカメラとして採用されていることからも、カメラとしての練度が伺えます。
iPhone 16eと17eのカメラ性能は、この「48MP Fusionカメラ」のスペックだけで判断すると、ほぼ同じといえます。光学性能やセンサーにも差はなく、1つのレンズで1xの広角撮影と2xの望遠撮影の両方をこなすというコンセプトも共通です。
ただし、ポートレート撮影の対象が人物のみだったiPhone 16eに対し、iPhone 17eでは犬や猫も認識できるようになりました。撮影後にフォーカスポイントを変更したり、背景のぼかし具合を調整したりできるようになるなど、機能向上も図られています。
ハードウェアだけでなくソフトウェアも駆使するコンピュテーショナルフォトグラフィーの時代、レンズやセンサーは同一でも、AI処理に秀でた最新のSoC「A19」を搭載するiPhone 17eのほうがカメラは進化している、といえそうです。
