電話の着信音からゲームの効果音まで、いろいろな音を発する「スピーカー」はスマートフォンに欠かせない装置です。iPhoneの場合、BluetoothやWi-Fi/AirPlayで接続したワイヤレススピーカーから音を出す方法もありますが、アラームやカメラのシャッター音など内蔵スピーカーから音を出しすことがデフォルトの機能は珍しくありません。
歴代のiPhoneを振り返ると、スピーカーは機能強化の方向に進んでいます。かつてiPhoneの内蔵スピーカーはモノラル再生でしたが、iPhone 7シリーズ以降はステレオ再生に対応しています。
一般的に、ステレオ再生は左右チャンネル各1基・計2基のスピーカーで行われます。iPhoneの場合、耳もとに位置する本体上部に配置され音声通話にも利用されるイヤースピーカーと、本体下部のLightning/USB-C端子付近に配置されるラウドスピーカーが左右チャンネルに割り当てられるしくみです。
だからiPhoneで音楽や聴くときには、iPhone本体を水平方向に構えるとステレオらしい広がりのあるサウンドを体験できます。iPhone XS以降のモデルでは、ドルビーアトモスを利用した空間オーディオの再生も内蔵スピーカーでこなすことができます。
ただし、すべてのモデルがステレオ再生に対応しているわけではありません。2025年秋発売のiPhone Airは、薄型化を徹底したためか本体上部のイヤースピーカーのみの構成のため、内蔵スピーカーによるステレオ再生には非対応です。ステレオ非対応のiPhoneでステレオ再生を楽しみたければ、BluetoothやUSBケーブルで接続する外部スピーカーを用意しましょう。
