シャープは10月29日、電気自動車(EV)の新コンセプトモデル「LDK+(エルディーケープラス)」を、国内最大級のモビリティイベント「Japan Mobility Show 2025」で初公開した。
同社は2025年9月に「LDK+」の第一弾コンセプトを発表していたが、今回の第二弾では車両デザインを一新。台湾・鴻海科技集団(Foxconn)のEV「Model A」をベースに、コンパクトな外観ながら広々とした車内空間を実現した。
最大の特徴は、運転席を後ろ向きに回転させると車内がリビングのような空間に変わる点。後部座席上部に設置されたスクリーンを使えば、車内でシアタールームやリモートワーク空間として活用できる。一般的な車の照明と異なり間接照明を採用。光の色も利用シーンにあわせて変更できる。
テーブルやプロジェクターを備えたコンソールボックスも配置され、大画面でのオンライン会議も可能という。コンソールボックスには同社の「プラズマクラスター」発生装置を組み込み、快適な環境を提供する。
シャープ独自のAIoTプラットフォームを通じた家電との連携機能を備え、キッチンや空調、ランドリーなど自宅の家電とEVが連動し、AIが利用者の生活パターンや好みを学習。V2H(Vehicle to Home)システムにより、太陽光発電や住宅用蓄電池と組み合わせた効率的なエネルギーマネジメントも実現する。
同社は、これまで培ってきた家電、AI、エネルギー機器などの技術を結集させ「シャープらしい」EVを開発し、2027年度の市場参入を目指すとしている。











