日本では「スナドラ」という愛称で親しまれている、Androidスマホ向けの高性能SoC(System on a chip)「Snapdragon」。Snapdragonを手がけるクアルコムは、2024年からPC用のSoC「Snapdragon X」シリーズにも注力しています。

Snapdragon Xシリーズは、Snapdragonで培った省電力性能を生かした長時間バッテリー駆動だけでなく、高い処理性能も両立。さらに、強力なNPU(Neural Processing Unit)の搭載で優れたAI処理性能を備えてCopilot+ PCの基準を満たし、最新のリコール機能にも対応しました。

そんなSnapdragon Xシリーズを搭載したCopilot+ PCの体験イベントが全国でスタート。5メーカーの最新ノートPCが並べられ、高性能ぶりや選択肢の多さをアピールしました。

  • Snapdragon Xシリーズを搭載したCopilot+ PCの体験イベントが全国4都市でスタートした

    Snapdragon Xシリーズを搭載したCopilot+ PCの体験イベントが全国4都市でスタートした

スマホ譲りの省電力性能、バッテリー駆動時もパフォーマンスが落ちない!

クアルコムが、Snapdragon X搭載Copilot+ PCの体験イベントを大阪、東京、福岡、広島の全国4都市でスタート。Snapdragon Xシリーズを搭載した主要PCメーカーの最新モデルを展示し、クアルコムの担当者がSnapdragon Xの特徴を解説してくれます。

  • 特設コーナーには各社のノートPCが展示され、実機を前にSnapdragon Xシリーズの特徴を解説してもらえる

    特設コーナーには各社のノートPCが展示され、実機を前にSnapdragon Xシリーズの特徴を解説してもらえる

  • 日本HPの「HP OmniBook X 14 AI PC」

    日本HPの「HP OmniBook X 14 AI PC」

  • デルの「Inspiron 14 Plus」(左)と「XPS 13」(右)

    デルの「Inspiron 14 Plus」(左)と「XPS 13」(右)

  • 日本マイクロソフトの「Surface Pro」(第11世代)

    日本マイクロソフトの「Surface Pro」(第11世代)

  • 日本マイクロソフトの「Surface Laptop」(第7世代)

    日本マイクロソフトの「Surface Laptop」(第7世代)

  • レノボ・ジャパンの「Yoga Slim 7x Gen 9」

    レノボ・ジャパンの「Yoga Slim 7x Gen 9」

  • ASUSの「Zenbook SORA」(左)と「ProArt PZ13」(右)

    ASUSの「Zenbook SORA」(左)と「ProArt PZ13」(右)

Snapdragon Xシリーズは、Windowsを搭載したノートPCやミニPC向けに設計したArmベースのCPU。モバイル向けのSnapdragonで磨いた圧倒的な省電力性能を生かし、長時間のバッテリー駆動が可能なのが特徴。省電力を生かしてファンレス構造に仕上げた機種もあり、高性能ながら静かに使えるのもポイントです。

  • Snapdragon Xシリーズは、最上位のSnapdragon X Elite、ミドルレンジのSnapdragon X Plus、エントリーのSnapdragon Xの3モデルで構成する

    Snapdragon Xシリーズは、最上位のSnapdragon X Elite、ミドルレンジのSnapdragon X Plus、エントリーのSnapdragon Xの3モデルで構成する

  • パフォーマンスが高いのに長時間バッテリー駆動、という欲張りな特徴を備える

    パフォーマンスが高いのに長時間バッテリー駆動、という欲張りな特徴を備える

省電力性能と高いパフォーマンスを両立した点も特筆できます。インテルやAMDの高性能ラインのCPUと比べても同等かそれ以上の処理性能を備えており、負荷のかかる処理もストレスなくこなしてくれます。

  • Snapdragon X EliteとCore Ultra 7のパフォーマンス比較。Snapdragon X Eliteはアドバンテージがあるのが分かる

    Snapdragon X EliteとCore Ultra 7のパフォーマンス比較。Snapdragon X Eliteはアドバンテージがあるのが分かる

電源に接続していないバッテリー駆動時でもパフォーマンスがほとんど落ちないのも、Snapdragon Xシリーズの特徴。多くのノートPCは、バッテリー駆動時に処理性能が落ちてしまいますが、Snapdragon Xは電源接続時と変わらず快適に使い続けられるのです。

  • Snapdragon Xシリーズは、バッテリー駆動時もパフォーマンスがほとんど落ちないのも特徴

    Snapdragon Xシリーズは、バッテリー駆動時もパフォーマンスがほとんど落ちないのも特徴

Copilot+ PCの注目機能の1つ「リコール」に対応する

強力なNPUを搭載しており、オンデバイスでAIが高速に処理できるのもSnapdragon Xシリーズの特徴です。

NPUを生かしたCopilot+ PCの注目機能の1つが「リコール」。ユーザーがPCを使っている時、バックグラウンドで自動的にスクリーンショットを撮影し、AIが内容を解析して自動でインデックス化します。過去に表示したメールやWebサイト、ファイルを探したい場合、話し言葉で検索すれば、AIが該当するメールを見つけ出してくれます。AIは画像の内容を含めてインデックス化するので、メールのタイトルや本文にワードが含まれていなくても検索できるのが特徴。画面下のタイムラインをさかのぼることで、過去のスクリーンショットを参照することもできます。

  • リコール機能で「青いランニングシューズ」と検索したところ。テキストだけでなく、画像も検索された

    リコール機能で「青いランニングシューズ」と検索したところ。テキストだけでなく、画像も検索された

  • このPowerPointのスライド、「青いランニングシューズ」という文字は存在しないものの、AIが画像の内容を判断して検索結果に出してくれた

    このPowerPointのスライド、「青いランニングシューズ」という文字は存在しないものの、AIが画像の内容を判断して検索結果に出してくれた

銀行のネットバンキングサイトやオンラインショッピングのクレジットカード番号入力画面、企業のイントラネットなどでは、機密情報のフィルター機能によりスクリーンショットを保存しないようにもでき、プライバシー&セキュリティにも配慮した設計としています。

ソフトウエアのArmネイティブ対応も加速

このようにパフォーマンス、省電力性能、AI機能に優れるSnapdragon Xシリーズですが、これまでソフトウエアのArmネイティブ対応が遅れていることが弱点とされてきました。しかし、ソフトメーカーもSnapdragon Xシリーズの実力を評価し、x86対応ソフトのArmネイティブ化が急ピッチで進んできています。クアルコムの担当者も「ソフトの対応状況は以前よりも改善しており、一般家庭やビジネスユースはもちろん、クリエイティブ用途での利用にも向く存在になった」と語ります。

コスパが高いのもSnapdragon Xシリーズ搭載PCの魅力。同等スペックの他社製CPU搭載モデルよりも、販売価格は最大で5万円近く安いと説明します。

体験イベントの開催スケジュールは以下の通り。いずれも時間は11~18時で、入場は無料です。担当者の説明を聞いたうえでアンケートに答えると、ガラポン抽選会に参加できます。

  • 大阪会場:9月26日(金)~27日(土)※開催終了 阪急大阪梅田駅 ビッグマン前広場
  • 東京会場:10月3日(金)~4日(土) JR東京駅 八重洲中央改札外イベントスペース
  • 福岡会場:10月18日(土)~19日(日) イオンモール福岡1F イーストコート
  • 広島会場:10月25日(土)~26日(日) イオンモール広島府中1F ウェルカムコート
  • 担当者の説明を聞いたうえでアンケートに答えると、ガラポン抽選会に参加できる

    担当者の説明を聞いたうえでアンケートに答えると、ガラポン抽選会に参加できる

  • 当たりが出れば、Snapdragonロゴ入りのステンレスタンブラーをプレゼント! はずれでも、今治タオルのミニタオルがもらえる

    当たりが出れば、Snapdragonロゴ入りのステンレスタンブラーをプレゼント! はずれでも、今治タオルのミニタオルがもらえる