カプコンは6月27日、提供中の『モンスターハンターワイルズ』においてタイトルアップデート第2弾の展開を発表した。6月30日のリリースを予定する。

  • 『モンスターハンターワイルズ』がDLSS 4 / FSR 4に対応! 最新グラフィックスで性能大幅向上へ

コンテンツ追加に加え、システム面でも改良が行われる無料タイトルアップデート第2弾で行われる内容。ラギアクルスやセルレギオスを追加し、素材を用いた防具も製造可能に。武器の重ね着装備が利用できるようになったことで、アーティア武器一色だった環境が変化することになるはずだ(アーティア武器の重ね着装備はレア8のアーティア武器を最大まで復元強化する必要がある)。

さらに、NVIDIA GeForce RTX 50シリーズ環境ではDLSS 4、AMD Radeon RX 9000シリーズ環境ではAMD FSR 4に対応することが決定。DLSS 4ではマルチフレーム生成機能をサポートしており、複数のフレームを生成して大幅に性能向上を図ることが可能。用いられるモデルもCNNモデルからTransformerモデルに刷新されて、品質・性能の両面で改良が行われている。

加えてAMD Radeon RX 9000シリーズではFSR 4機能に対応。内蔵する推論コアを用いたことでFSR処理にAIが活用されている点が新しく、これによってFSR 3世代よりも描画品質を高めながら性能を引き上げることが可能だ。

加えて、ニッチな設定項目ではアップスケーリング設定とフレーム生成機能が分離するという。これによってRTX 3060 TiのアップスケーリングではNVIDIA DLSSを用いつつ、フレーム生成にはAMD FSRを用いるようなことも可能になる。なお、AMD環境でNVIDIA向けの機能を用いることはできない。