HUAWEI WATCH GT 5には「ボディメイカー」というアプリがあります。これは、1日の消費カロリーと摂取カロリーのバランスを視覚的に表示する、体重管理のためのアプリです。ざっくりしたカロリー入力ができる「クイック追加」を使えば、細かい食事記録の入力が性に合わない人でも続けられるかもしれません。

「ボディメイカー」とは?

HUAWEI WATCH GT 5のアプリ画面を開くと、赤と緑の扇形のシンボルが描かれたアイコンがあります。これが「ボディメイカー」です。アプリを開くと、左が運動と基礎代謝を合計した消費カロリー、右が摂取カロリーで、両者の収支がメーターで示されています。

  • WATCH GT 5の「ボディメイカー」。iPhoneのHUAWEI「ヘルスケア」アプリでは「体重管理」の欄に同じ項目があります

当然ながら、摂取カロリーの方が多い日が続けば体重は増え、逆に消費カロリーの方が多い日が続けば減ります。これが視覚化されることで、日々カロリー収支を意識して生活できるというわけです。

  • 摂取カロリーが多いと、中央の数字がマイナス表示になります

「腹八分目」でカロリー入力できる「クイック追加」機能

ボディメイカーのメーター表示のうち、消費カロリーはWATCHの計測値が用いられるため入力の必要はありません。一方、摂取カロリーの方は手動で入力が必要です。ただし、WATCH上で使えるのは「クイック追加」のみです。

「クイック追加」は、ざっくりした選択肢から数値を選んで入力する機能です。例えば、「朝食で腹五分目まで食べたら240kcal」「夕食で腹八分目まで食べたら520kcal」など、大まかな感覚で入力ができるというものです(ユーザーの性別・年代により数値が異なる可能性があります)。

クイック追加の手順をご紹介します。

  • ボディメイカーアプリを開き、摂取カロリー(ご飯)アイコン→[クイック追加]の順にタップ

  • 朝・昼・夕・間食から入力項目を選択。上ボタンを回して数値を選択し、[OK]をタップします。数値の選択は上部の「腹○分目」の表記が参考になります。もとの画面に戻ると、入力が反映されています

「クイック追加」による入力はかなりアバウトな管理になりますが、管理しないのとは雲泥の差です。まずは始めてみましょう。慣れないうちは、食品パッケージやメニュー表にある栄養成分表示でカロリーを確認して入力するのもおすすめです。

「カロリー分析」で今日の現状を把握

では毎食どの程度食べるのが適切なのでしょうか。そのヒントが以下の画面で確認できます。

  • ボディメイカーアプリを開き、[摂取カロリー]アイコンをタップ。[クイック追加]が出たら下へスクロール。当日の摂取状況と適切な摂取カロリーが表示されます。オーバーすると[高い]の警告も

細かい食事記録を入力するならiPhoneで

料理名や食材で詳しく食事を記録したい場合は、iPhoneでHUAWEI「ヘルスケア」アプリから入力します。こちらではPFCバランス(たんぱく質・脂質・糖質の摂取量)などの詳しい栄養の摂取状態もわかります。

  • HUAWEI「ヘルスケア」アプリを開き、[ヘルスケア]タブで[体重管理]をタップ。[カロリー記録]で入力項目をタップします。検索窓に食品・メニュー名を入力して検索。結果から項目を選択したら、分量・重量などを入力して[OK]をタップします