Logitech(日本法人:ロジクール)は6月11日(米国時間)、iPad ProおよびiPad Air向けの新型キーボード付きケース「Flip Folio」を発表した
キックスタンド付きのケースと、マグネットでケースに装着可能なBluetoothキーボードの組み合わせで、日常の多様な利用シーンに応じてセットアップを柔軟に変更できる。デザイン性と機能性を兼ね備えたキーボード付きケースである。
iPad使用時にはケースのカバー部分がキックスタンドになり、フラットな状態での共同作業から、デジタルペンを用いた手書き入力、キーボードによるタイピング、動画視聴まで、あらゆるスタイルに応じてiPadの角度を調整できる。iPadを縦向きにして使用することも可能であり、その際はスマートフォンを横に並べて配置することもできる。
マグネットで着脱可能なBluetoothキーボードは、動画視聴などでキーボードを使用しない場合は背面に収納可能。28.8 x 11.1 x 0.7センチ、207グラムという薄型軽量設計、保護性能も備えており、ケース全体としての携帯性に優れる。
機能面では、iPadOS専用のショートカットキーを備え、iPadに最適化されている。さらに、最大3台までのBluetooth対応デバイスとペアリングが可能であり、Easy-Switchキーを用いることで、iPad、スマートフォン、PC間で簡単に接続を切り替えて使用することができる(対応OS:iPadOS、iOS、Android、macOS、Windows、ChromeOS、Linux)。
電源にはCR2016コイン電池を4個使用し、1日2時間の使用で最大2年間の動作が可能とされている。キーボードをケースに装着すると自動的に電源オフになる。
Flip Folioが対応するiPadモデルは、iPad Pro (11インチ M4、13インチ M4) 、iPad Air (11インチ M2/M3、13インチ M2/M3、第5世代)である。価格は、13インチモデルが179.99ドル/199ユーロ、11インチモデルが159.99ドル/179ユーロとなっている。
2025年6月にグラファイトがグローバル規模で発売予定。北米限定で6月にブラック、さらに9月に北米でサンド、一部地域でペールグレー&ライラックの発売が予定されている。