Zalmanは、CPUクーラーの新製品として「ZET」シリーズを展示していた。ZalmanのCPUクーラーといえば、かつて発売されていた「CNPS9500」「CNPS9700」「CNPS9800」といった円形ヒートシンクの製品を覚えている人もいるだろう。ZETは、そのZalmanのオリジナルとも言えるスタイルを踏襲したシリーズになる。

  • Zalmanは「ZET」シリーズを出展

    Zalmanは「ZET」シリーズを出展

ラインナップは、「ZET3」「ZET4」「ZET5」の3モデル。各モデルとも、ブラックとホワイトのカラーバリエーションが用意される。

最もベーシックな構成のZET3は、「CNPS9800 Max」にインスピレーションを得たモデルだという。LEDは非搭載。2,000rpmのハイドロベアリングファンを搭載しており、150WのTDPに対応する。

  • スタンダードモデル「ZET3」

上位モデルのZET4は、周囲を円筒のカバーで覆うほか、RGBライティングに対応。また上面に着脱可能な液晶画面を搭載しており、CPUの動作状況などをモニタリング可能だ。TDPは180Wまで対応できる。

  • 液晶付きモデル「ZET4」

そして最上位モデルのZET5は、飛行機のジェットエンジン型という、ユニークなデザインを採用。デュアルファンに強化されており、TDPは200Wまで向上している。ファンはマグネット式になっており、着脱は簡単だ。

  • 「ZET5」のホワイトモデル

  • こちらはブラックモデル

  • ファンはマグネット式だ

  • 製品パッケージが可愛い

  • ZET5のスペック

  • システムへの搭載例