2025年4月発売のカシオ腕時計新製品を実機写真とともにご紹介する。4月はG-SHOCKとEDIFICEから新作が登場。インパクト大なビジュアルが目を引くG-SHOCKの完全新作「GA-V01」シリーズにも注目だ。

完全新作! 超個性的なデザインと新しい耐衝撃構造を持つ「GA-V01」シリーズ

斬新なデザインとアナログモデル用の新しい耐衝撃構造を持つ「GA-V01」シリーズが、急きょ発表された。カラーはシルバーのメタリックカラー(GA-V01A-8AJF)、ブルーパープル(GA-V01-2AJF)、ネオンイエロー(GA-V01-9AJF)、そしてブラック(GA-V01-1AJF)の計4色。

  • 「GA-V01」シリーズ

    不思議でコミカルでSF的であり、実は機能的。

  • GA-V01A-8AJF

    シルバーの「GA-V01A-8AJF」

  • GA-V01-2AJF

    ブルーパープルの「GA-V01-2AJF」

  • GA-V01-9AJF

    ネオンイエローの「GA-V01-9AJF」

  • GA-V01-1AJF

    ブラックの「GA-V01-1AJF」

そのフォルムは極めてユニークで、海洋生物や宇宙生命体のよう。スパイク状のボタンとバンパー、ベゼルも含めて一体成型のバンド、風防外に配置された、爪のようにも歯のようにも見えるバンパー兼インデックスなど、オリジナリティと遊び心にあふれている。サイズはH49.1×W58.2×D19.6mmと大きめだが、質量は74gと軽い。

  • ベゼル/バンドの分割ライン

    ベゼルと一体のバンドは3時9時のラインで上下に分割されている

  • GA-V01のサイドビュー

    サイドビュー。ケースの厚みはなんと19.6mm(2cm弱)!

  • GA-V01のフェイス

    センターに異形の時分針、液晶画面上に小針をレイアウトするなど個性的なデザイン

2つの穴が大きな特徴的な時分針は「ショックリリース針」。この針と(針の)軸はマグネットである程度余裕をもって接続されており、外部からの衝撃を受け流す設計となっている。これが新開発の耐衝撃構造「マグネティックホールディング構造」。もし大きな衝撃で針ずれが発生しても、軸が回転する(数分経過する)うちに磁力で針が正しい位置に戻るという。

  • ダイヤルの拡大模型

    ダイヤルを拡大した模型。「マグネティックホールディング構造」が再現されており、ショックリリース針に触れると針が若干上下左右に動くことを実感できた

  • 模型の軸部分アップ

    針の軸部分のアップ(模型)

  • パーツ構造の解説模型

    パーツ構造の解説模型。モジュールは非常に奥まって配置されている

駆動は電池式ながら、大容量電池の採用と低消費電力化により、寿命約10年を実現。暗所での時刻確認用にスーパーイルミネーター(残照機能付き)も搭載する。価格はシルバーの「GA-V01A-8AJF」のみ23,100円で、他は各21,450円。

  • 「GA-V01」シリーズ4機種

    従来の時計の形や概念に一石を投じるデザイン。そこにG-SHOCKらしさがあふれている