IoTコンサルティングは、同社が運営するメディア「IoTコンサルティング コーポレートサイト スマホコラム」にて、スマートフォンブランドの認知度・信頼度に関する調査結果を発表した。日本市場ではAppleのiPhoneが高い認知度と信頼度を誇り、多くのユーザーに支持されていることが明らかになった。

  • スマートフォンブランドの認知度(IoTコンサルティング調べ)

    スマートフォンブランドの認知度(IoTコンサルティング調べ)

各スマートフォンブランドの認知度を調査したところ、最も認知度が高かったブランドは「iPhone(Apple)」で、平均7.9点を獲得。続いて「Xperia(SONY)」が5.8点、「AQUOS(SHARP)」が5.6点となり、Appleは国内メーカーを大きく引き離した。これにより、Appleのブランド力の高さが示された。

一方、認知度が最も低かったのは「Xiaomi(Xiaomi)」で2.9点。一部の消費者の間では中国メーカーのスマートフォンに対する抵抗感があり、加えてXiaomiの日本市場参入が遅かったことも影響しているとIoTコンサルティングは分析している。

信頼度の調査では、「iPhone(Apple)」が7.8点でトップとなり、他ブランドと比較しても圧倒的な信頼を得ていることがわかった。次いで「Xperia(SONY)」が6.2点、「Pixel(Google)」が5.8点と続いた。一方、最も信頼度が低い評価となったのは「Xiaomi(Xiaomi)」で、3.1点だった。​

  • スマートフォンブランドの信頼度1位はiPhone(IoTコンサルティング調べ)

    スマートフォンブランドの信頼度1位はiPhone(IoTコンサルティング調べ)

現在使用中のスマートフォンブランドについての調査では、「iPhone(Apple)」が664人と全体の約61%を占めた。次いで「AQUOS(SHARP)」が104人、「Xperia(SONY)」が84人と国内メーカーが続いている。一方、「Xiaomi(Xiaomi)」の使用者は22人と最も少なく、認知度・信頼度・使用率のいずれにおいても今回の調査対象ブランドの中で最下位となった。

  • スマホの使用率においてもAppleのiPhoneが1位(IoTコンサルティング調べ)

    スマホの使用率においてもAppleのiPhoneが1位(IoTコンサルティング調べ)

この調査結果から、iPhoneは日本市場において高い認知度と信頼度を誇り、多くのユーザーに支持されていることがわかった。特に、ブランドへの信頼度がスマートフォンの使用率に大きく影響していることが明らかになった。

なお、この調査は、1月30日〜31日にインターネット上で実施され、男女1,084人を対象としている。