エプソングループのエプソンダイレクトは、同社スタンダードデスクトップPC「Endeavor AT998」のカスタマイズメニューに、第14世代のIntel Coreプロセッサーを追加したと発表した。同社オンラインショッピングサイトとコールセンターを通して販売する。
EndeavorのAT900シリーズは、2007年度から累計販売台数79万台を突破する、同社ロングセラーのデスクトップPC。現行最新モデルの「Endeavor AT998」は、各種組み込み用途からオフィス用途まで幅広く使えるスタンダードPCで、組み込み用途で需要が高いシリアルポートを搭載するほか、フルハイトのボードが2枚装着できる拡張性の高さが特長だ。本体サイズは約W99.0×D383.0×H310.0mm(スタンド装着時約W154.0×D383.0×H321.0mm)。
このEndeavor AT998の購入時カスタマイズメニューに、Raptor Lake Refresh世代の「Intel Core プロセッサー(第14世代)」が追加された。今回追加となるCPUのモデルはCore i7-14700、i5-14500、i3-14100の3種類。これら第14世代Coreへと強化することで、より高負荷なデータや装置制御、複数アプリケーションの安定動作といった効果が得られる。
■追加CPUの主なスペック | ||||
モデル | 周波数(基本/最大) | コア数 | スレッド数 | キャッシュ |
---|---|---|---|---|
i7-14700 | 2.1GHz/5.4GHz | 20 コア(8P+12E) | 28 スレッド | 33MB |
i5-14500 | 2.6GHz/5.0GHz | 14 コア(6P+8E) | 20 スレッド | 24MB |
i3-14100 | 3.5GHz/4.7GHz | 4 コア(4P+0E) | 8 スレッド | 12MB |
Endeavor AT998の基本仕様はこちらの製品サイトを参照いただきたい。価格はBTOで92,200円から販売中だ。モデルによるが、第14世代Coreへのカスタマイズは+19,000円からメニューが用意されている。